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バイオプラスチックの課題を解決して環境性能と実用性を両立



ポリエステルの代替として、バイオプラスチック「Plax」の開発でファッション業界の課題解決へ


★今日は共創の時代・・・サスティナビリティ(77)

<Bioworks(バイオワークス)株式会社>
 2015年に設立され京都府精華町に本社を置き、改質ポリ乳酸コンパウンド(PlaX※)製品の開発・製造・販売を行い、素材研究開発事業とアパレル事業を展開する。資本金約6億円のバイオベンチャー企業だ。


※Plaxとは:石油由来繊維であるポリエステルの代替として、耐久性や耐熱性、繊維に加工する際の染色性など普及しきれなかったバイオプラスチック「ポリ乳酸(PLA)」の課題を独自に解決。環境問題を解決し、持続可能な循環型社会を実現するべく、既存の合成繊維やプラスチック製品への置き換えはもちろん、新たな用途への展開も積極的に行う新しい素材として世界的に注目を集めている。

ファッション産業は世界2位の環境汚染産業とみなされている。動物性素材の利用、合成繊維等の製造に伴う石油資源の消費のほか、大量生産・大量廃棄~焼却などによる地球温暖化課題、染色工程での水資源の大量消費、洗濯や廃棄等を通じてマイクロプラスチック海洋汚染などの、大きな環境問題を抱えている。

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★ Plaxの環境性能は、石油に依存しないサトウキビの植物由来のバイオプラスチックで耐久性・耐熱性を有し、乳酸菌の発酵により抽出することで抗菌性を持ち、燃焼時のCO2排出量が少なく、原料の植物成長時のCO2吸収により大気中のCO2を増やさないカーボンニュートラル素材で、綿との比較で製造時の水消費量の90%削減を実現している。

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◆ 日本で歴史のある老舗のアパレル・セレクトショップのシップス(SHIPS)により「PlaX」素材が、23年春夏コレクションに採用された。その第1弾として、メンズ3型、ウィメンズ3型がSHIPS店舗および公式オンラインショップで 4月22日より発売が開始されたそうだ。

❤ あれっ?主要株主にある企業名を見つけた。なんとバイオワークス社は、紙やプラスチックの代替となる石灰石を主原料とした新素材「LIMEX」や再生素材「CirculeX」など、資源循環ビジネスを展開する「株式会社TBM」の子会社だった。【今日は共創の時代・・・サスティナビリティ(23)を参照】 この企業グループは本気でAI革命の次に来るであろう「サステナビリティ革命」を起こそうとしている!
・・・・ような気がする♡
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時代の変化を捉え
これからの生き方を
考えてみよう!

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◎Bioworks株式会社 コーポレートサイト
https://bioworks.co.jp/
◎オンラインショップ
https://shop.bioworks.co.jp/
◎SHIPSの23年春夏コレクションに採用
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000077793.html

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