パリでメシを食う
「東京から出て地方か海外で暮らしたい」。
そう言っている私にピッタリな本を、Twitterでくりこさんって知り合いが紹介していて、読んだのだった。
海外で働く、海外で暮らすというのは一見華やかなようにみえる。しかし、そこにはたくさんの苦悩と努力があった。「働く」「暮らす」って言葉じゃ伝えきれない生々しい人生が描かれている。まさに「メシを食う」感じ。
それぞれの物語を垣間見ることで、自分の自分の生き方を考える作品だった。長年の自分の意思を持ってきた人もいれば、川の流れのようにそこに行き着いた人もいた。
カメラマンさんのお話が素敵だったな。息子さんの周りで日本語を話すのはパパだけなのに、日本語をみっちり教えていて、美しい日本語を使うの。
「パリでメシを食う」のは、華やかしいように見えて実は泥くさい。
いいなと思ったら応援しよう!
サポートしていただいた後に起こること。
1 執筆するために行くカフェで注文するコーヒーがソイラテになる。
2 部屋に飾る花が1輪増える。
3 いつも行く温泉でサウナにも入る。