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わたしは、自分の名前が好きだ

わたしは自分の名前「美沙(みさ)」が好きだ。理由は大きく3つある。

1 ちょうどいい珍しさだから

「みさ」は多くいるようでいない。「みさき」の方が多いけど、あんまいない。ちょうどいい感じだと思う。ありふれた名前でもつまらないし、珍しすぎても、難しすぎても苦労する。漢字の「美沙」も読みやすい。

「みささん」はちょっと呼びにくいかもね。

わたしのあだ名の「トニー」も好きだ。大勢いるところでは奇抜なのですぐに覚えてもらえる。強いて言うなら、カタカナよりもひらがなで書く方が柔らかくて好き。「とにーちゃん」「とにーさん」も好き。

2 生まれと関連があるから

「美沙」の名前の由来は「クリスマスミサ」からだ。私の出産予定日が12月25日のクリスマスだった。家族とクリスマスを祝いたくて、1週間早く産まれてきちゃったんだけどね。(「家族とクリスマス祝いたかったんだね!」と知人が発した言葉がよすぎたので、そういうことにしておく。笑)

3 外国人にも覚えてもらいやすいから

「海外でも通じる名前だから」も、私が「みさ」と名付けられたゆえんだ。

留学したとき、外国人の友人にも覚えてもらいやすかった。名前は短いに越したことはない。

2にも重なるのだが、スペイン語ではカトリックの典礼「ミサ」をMixaと綴って「ミサ」と呼ぶ。

ペルーとコロンビア出身の友人に「ミサ」が由来だと話すと、「そうだったのねー!Mixaって書くんだよ」とスペルを教えてもらった。友人はなぜかすごく感銘していた。

まとめ

好きなものに理由をつけるって難しい。けど、久しぶりにたくさん名前を呼ばれると嬉しいものだ。

というのも、留学時代のデンマーク人の友人と久しぶりに会ったのだが、彼女は私の名前をたくさん呼んでくれる。彼女の名前はローマ字読みなら簡単なのだが、デンマーク語読みだとめちゃめちゃ難しいのだ。私は難しいからこそ、彼女の名前を呼ぶのをためらってしまうし、小声になってしまう。

名前って大切だよね。

私は子どもができたら、自分で国籍や性別を選べるように、男女でも、日本でも外国でも通じる名前を名づけたい。もちろん短い名前で。


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