ゴミ収集車に涙した今日。
家は、大地の再生を目指して3年前から自然農を家族で始めた。
貸して頂いた農地は
つぶれてさびていつの時代のかわからないカンがたくさんから出て来たり、
使い終わった農薬の瓶やなどどこに捨てたらいいのかわからないごみがたくさんあって、
ゴミを出していい場所も3年たってもわからないのでとりあえず畑の隅に溜めておいたら、
うちの父ちゃんも壊れた資材とかそこら中に放置するから、ゴミがたくさん畑に溜まってしまった。
3年たってもお金に全然ならなくて
もうマイナス、
やっていけるのかこのままで!
と思う家の家計の状況が、
私は、畑に溜まってるゴミのせいだと密かに思っていたので、
もういい加減ゴミの自己搬入場所に持って行こうと面倒臭がる父ちゃんに
ゴミを片付けないからうちはお金が回ってこないんだー!
とキレてなんとか家の近くのゴミ処理場に持って行ってもらった。
これですっきりすると思ったら
父ちゃんから
引き取ってもらえなかったー。
と、電話が入った。
農業用資材は処理できないという。
持って来てる燃えないゴミもわざわざお金出して捨てる量じゃないから普段のゴミの日に出せと言われたらしい。
なんで!
私はしょっちゅう自分の引っ越しだの、
人の捨てられない物などを車に詰めて捨てにいったけど
なんでも処理してもらえてた!
父ちゃんが経営してたカフェ閉める時も店一軒分のゴミだってなんでも処理してくれたのにー。
ショックだった。
燃えるのか燃えないのかなんなのか
分別がわからなかったので
まとめて処理してもらいたかった。
悲しい。
きっとうちはずっと貧乏だ。
また畑の隅に戻すしかないのか。
何故だか自分が受け入れてもらえなかったような気分になってすごく落ち込んだ。
それでも今日は燃えないゴミの日。
持って行ってもらえるかわからないけど、
家の前のゴミ捨て場に出してみた。
収集車がくるまでドキドキ。
いつもの時間になると収集車の音楽が聞こてきた!
八重ちゃん、ゴミ収集車来たよー!!
家の部屋の窓からゴミ捨て場がよく見える。
家のゴミがちゃんと収集車に入ってくれるか
娘と固唾を飲んで見守った。
処理場の人はなんためらいもなくどんどん収集車に投げ込んでくれて、
あっと言う間に3年間溜め込んだゴミがなくなった。
はじめて、
ゴミを収集してくれたことに
うれしい!!と心からから思った。
思わず、ありがとうございます。。
と部屋の中から土下座してしまった。
娘もありがとうございますーーと言っていた。
しかも
車が去る時に窓から見える娘をみて
手を振ってくれた。
ありがとうーー
感謝で涙がこぼれてしまった。
もう、ゴミが出ることはなるべくしないようにしようと思う。
大地の再生を目指してる家がゴミたくさん出してたらダメじゃないかと
基本がダメだったことに気がついた
今日の午後でした。
さぁ、これからも頑張ろうー!!