見出し画像

FTインプレッション-30【ブランドバッグ】

総合もくじ
もくじというか釣行記

どうもこんにちわ、ぼくのつりぐ紹介です。今回はブランドバッグについて。

これを読んでられるみなさん、貴族ですか?貴族だったとして、いいところ独身貴族でしょうが、それでも貴族は貴族ですね。いいことです。

ほんであんたら、独身だとあれじゃろう、女性なら「カバン買ってくれ」とか言うだろうし、男性なら「カバン買ってくれ」とか言われるじゃろ。存分に贈りあって欲しいです。ぼくもそういう要望に気軽に応えられるような太い男になろうとして生きてきました。女性に贈ったカバンの数は男の勲章、100個くらいプレゼントしたら素敵な妖精にクラスチェンジ出来ると思っていたこともありました。参考までにこれまでプレゼントしたカバンは、覚えている範囲で、
--
1ルイヴィトン リポーター
2エルメス フールトゥ
3ゴヤール サンルイ
4セリーヌ カバ
5セリーヌ
6マルニ PANNIER
--
と、あんまりないね。妖精には程遠く、ただの酔っ払いに成り果てました。ていうかなんでカバン欲しがるんですかね、女性は。一緒にご飯食べて金出さないクセに財布買ってくれとか言われても、なんかの餌食になってるというか、砂漠に水蒔いて原生林を作ろうとしている気がして、マゾヒストとしての芸歴が長い人じゃないとやってらんないんじゃないかな。ぼくはそういう経験がないのでちょっとよくわからないけどね。

まぁ貴族なみなさんは、やれエルメスがどうした、だの、ルイヴィトンはなんだの言っておけばいいと思うのですよね。でもね、そうした方々に大切なことを伝えておきます。

--
Ask not what your country can do for you; ask what you can do for your country.
- John F. Kennedy
--

そしてぼくの人生は浪費癖との戦いでした。この強敵との新たな戦いに備えた休戦、偽りの和平、シーソーのように行き来する螺旋の中で過ごしてきました。ぼくなりに、ブランドについて、プロットするとこんな感じです。

四象限にする意味あるんでしたっけ?

まぁいいでしょう。上記、少し補足しますと、ベントレーは子会社で牧場を運営しているそうです。というのが、車内のシート等に使う革の確保のため。使う革は牡牛のものだけ。雌は出産に備えて、革ふくめ身体が柔らかく、シートには向かないらしい。これまで、革は卸のところから車屋がごそっと持っていって、余りがエルメスとかそうしたブランドに配られるものだと聞いていましたが、異次元でこだわりを持ってプロダクトを作っているところもあるのですね。

そして昨今の課題として、運搬中のリールの保護問題、船上での電子機器の保護と運用、がありました。

部屋の電気をつけなくても判別できるように、星のワッペンの数で番手を示す苦肉の策。全番手揃っちゃうと盲牌的に大きさだけで判断しても間違う時の方が多いため。あと、保護具としては使えるけど、船上に持っていけないので不便。持っていってもいいけど使う用途がない。

こうした懊悩たちを一気に解決してくれつつ、それなりの格を持った装備を探していたのです。で、気づきました。上記のプロットマップ、ステラがダントツじゃありませんか。

素晴らしいですよ、ステラ。欠点らしい欠点と言えば、他のリールがステラではないことに気づいてしまうこと、くらいですかね。唯一無二です。何にも代替出来ない。機械というジャンルの中でステラに比肩出来るのは多分ポルシェくらいかと思います。

そんなステラなので、シマノの中でも特別扱いなのでしょうね。箱、ケース等、他とは段違いです。

ヴァンキッシュなんてずた袋ですよ。まぁ、いれとけや、的に。そしてこのステラの袋というか、最早バッグなんですが、ブランドバッグなんですが、いい出来なのですよね。そうしたわけで追加。

20000のカバンになると少し大きくなります。

左が14000、右が20000。

上から時計回りに4000か5000、20000、14000。少しづつだけど、それなりに大きさは違う。30000はXLになるのでさらにデカい模様。

20000のLサイズのステラバッグ、ベイトリール3対入れて運搬具としては万全、カバンそのものでも使い勝手がいいって最高でしょう、これは。財布でも携帯でもiqosでもなんでも入ります。潮浴びても丸洗いすりゃOK。
エルメスより遥かに格上なのに、値段なんてエルメス一個でこのステラは100個くらい買えますし。今後、女性からカバンを買ってほしい旨を受けたら、「(シマノの)ステラならいいよ」と言います。

「え?ステラ(マッカートニー)か、いいね」
一緒に買いに行ったとして、銀座、六本木方面ではなく、なぜか第三京浜乗って港北でおり、キャスティングに向かう車内の緊張感を想像すると、口の中が乾いていきます。

¥126,360。同じステラとしては頑張っているとは思う。でもリールはついてないんでしょう?

とはいえ、ファッション性という観点ではどうなのでしょうね、ぼくたちのステラは。。例えばですね。。。
--
15年ぶりに彼女に会った。未だにぼくの連絡先を覚えているのもどうかと思うし、同じように彼女の連絡先が携帯の電話帳に入っているぼくもどうかと思う。彼女とは大人になる準備を迫られつづけた頃に、何年か付き合っていた。ぼくとしては結婚してもいいと思っていたが、彼女は望んでいなかった。恋とか、愛欲とか、そうした同じ言葉で比較的長い間括られていたため、同じ夢を見ているように錯覚していたのだろう。

時間は誰にでも平等だ。時に優しく、時に薄情だけど。月日は、ぼくが当時感じていた何か、きっとそこにあったはずの何かを彼女の顔から完全に霧散させ、見たことのない皺や染みを残していた。そこにあったはずの何か、もとからそんな何かはなかったのかもしれないとも疑ってみた。でもきっとあったはずだ。ずっと昔、そこには何かがちゃんとあったことだけは覚えている。けれどいま、そこには何もない。幸福も、不幸すらも見つけられない。

少し拗ねたような眼差しと口許や細い手足は月日の侵食からは免れているようだ。着痩せするせいで、ふくよかな身体は服の上からでは想像もつかないのも変わっていない。家事は一切しないのだろう、綺麗な手をしている。指輪もない。肩には真新しいcoachの鞄が戸建ての増築部分のように、いくらかは調和しない様子で収まっている。
--

歳の頃は40くらいですか、この人。おそらく独身で、それほど楽しくも、それほど哀しくもない、いいことばかりでも、悪いことばかりでもない生活を送っているのでしょうね。ていうか可哀想な感じしてきた、自分で書いててあれだけど。誰かに黄色いチューリップの花束でも貰ってしまった感じがします。ちなみに黄色いチューリップの花言葉は「希望のない恋」。
さすがにそこに(シマノの)ステラは入り込む余地はないのでしょうね。この人ファッショナブルでもないから。ステラが似合うには、そうだな、きゃりーぱみゅぱみゅが日能研の鞄持っていたことを考えると、より格上の、ナタリーポートマンくらいじゃないと使いこなせないんだろうな。

こんな感じでステラ持っていたらソルトのルアーマンはリアクションバイトしちゃいますね。

いいなと思ったら応援しよう!