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釣行記-8【マクドナルディングの哀しみ】

もくじというか過去釣行
https://note.mu/tonuma/n/n9c3618aa34ec

どうもこんにちわ。釣行記の第8回です。今回はアジ。

小魚つりを、〜ingっていう風潮、いつからのものなのでしょうか。気が付いたらそうなってました。今回、鎌倉の黒騎士に誘われて、誘われるがままに、アジング、に行ってまいりました。釣れそうな魚は、アジ、メバル、カサゴ、シーバス。いつものヨコハマのつりであり、アジングであり、メバリングであり、関西ではカサゴのことをガシラと呼ぶのでガシリングでもあるつり。だがここは関東。そんなプレシャスな今回です。

前回釣行の際、VCの方ことMr.Tがとても美味しそうにマクドナルドのなんとかセットを食べておられました。そして今日の昼、打ち合わせの後にお会いした方も美味しそうにゴールデンブラウンのハンバーガーを食べておられました。

サードウェイブ系ハンバーガー。そんなジャンルあるん?

そういうの見てると、食べたくなります。高級ハンバーガーもいいのですが、手軽なのでマクドナルドがいいです。つまり、アジングに行くのでマクドナルディングしたくなったわけです。

道中、俺の意識はマクドナルディング一色。かつて知り合った夢のような女性に夢中になっていた頃と同様、心はマクドナルディングの虜囚になった。つりのことなんて考えられるわけがない。太陽は西から上らないだろう?それと同じことだ。港北インターを過ぎるあたりから、対向車もなぜかMのロゴに見えてきた。昨夜の痴話喧嘩にいささか疲れているせいかだろうか。頭を振り、マクドナルディングに意識を集中する。どういったマクドナルディングを構築しようか。
バリューセット、より具体的に言えばバリューセッティング。メインのハンバーギングはダブリング・チージング・バーギングにするか、クオーター・パウンディングも十分にあり得る選択肢だ。
ではサイドは?フライド・ポテティングを鮮血と見紛うばかりのケチャッピングでありふれた猟奇殺人の現場を想起できるよう飾り付けてやろうか、それともナゲッティングでソーシングはマスターディングか、はたまたバーベキューイングか、おっと、血圧を気にするならサラディングというファイナルウェポンもあるな。。。

などと思いを馳せ、集合場所至近のマクドナルドへ急いだのです。もう早く着けよコンチクショー!!と焦りながら、堪忍袋の緒なんて第三京浜に乗るあたりでとっくにこと切れてるわけです。赤信号だと?バカにしてるんじゃねーぞ、と。で、ようやく到着。でもよくよく考えたら湾岸線で来てました!!

もうかなりアレなんで、店の前にキキっと車を横付け。ハザードなんて野暮なモンは焚かずに駆け下りマクドナルドに駆け込みました。ガーリック&ミートジャンキーどもがラーメン二郎の手前の交差点から小走りになるあれです。ここのマクドナルド、24時間営業の店舗なのはリサーチ済み。さぁ、さぁ、パティ増しも悪かねーな、と思いレジに駆け寄ると、クルーが何かモニャモニャ言ってます。よくよく聞くと「この時間はドリンクのみの販売となっております」。

は?「こ の 時 間 は ド リ ン ク の み の 販 売 と な っ て お り ま す 」だと。。?

なら営業してんじゃねーよ!!こっちは遊びでやってんじゃないんだぞ!!!!

気を取り直し、というか気を失いそうになりながら、いやむしろゾンビのように死んでいることに気付かぬまま準備して出航です(空腹で白目)。

今回は新しいフネ、鎌倉の黒騎士(以下KK氏)が懇意にされているところで、もう一人の同乗者もお仲間の模様。アズィングについてレクチャー頂きました。どうもボトムで釣るのがベターらしい。そして巻いてくるつりではなく、上下の動きでつる模様。なるほどね。コマセの餌づりとは大分違う様子。

そうこうしている間に最初のポイントに到着。レクチャー通りにやっていると明らかにボトムというか根や障害物への激突とは違う触感が竿に伝わります。多分、バイトだったと思いますが乗らず。ここはあまりよくなさそうなので、しばらく魚を探すランが始まります。何箇所か様子見した後、良さげなポイントに到着。するとぼく以外の二人がキャッチ。聞けばどうも今日はボトムではなく中層に浮いてそう。なので、少し沈めてからゆるめのトゥイッチ交えながらクイクイ引いてたら釣れました。

やったね。アズィング成功。この後、プチ連発。
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ロッド:apia グランデージライト 68/5
リール:shimano ヴァンキッシュ1000ssspg
ライン:gosen ルミナシャイン0.25
ジグヘッド:1.75g+キャスティングで買った8本180円のピンテールワーム
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カッサーゴもつれる。ガシリングも成功。to式マッハフッキング炸裂。

メ・バールもつれる。メバリングまでも成功。やがて月が満ちるのを待つように移動。少し走ります。

平成最後の満月も、ぼくのアズィングの成功を祝福してくれています。

少々、転々として怪しげなポイントに到着。明暗のど真ん中に放り込むとこれまではと異質な、小突くような押すようなショートバイトが二回発生。同船者はシーバスを連続でキャッチしてましたので、犯人はシーバスかと推理します。

やっぱシーバスでした。4品目で、セイギングにまでも成功。タックルは同じモノのため、とてもスリリング。ラインは0.25号=1.3lb=585gなので、ほぼ限界までやりきった感。ドラグはなりっぱなしで、寄せてくると首を振って逃げるマイクロスズキの突っ込みも、いつものようなパワーゲームでねじ伏せるのではなく、ねっとり締め上げて勝利。

この後、メバル一匹追加。
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ロッド:fishman ビームスブランシェラ5.2UL
リール:shimano カルカッタコンクエストBFS
ライン:放浪カモメオリジナルラインPE0.4
ルアー:ジグパラマイクロ7gケイムラシラス
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ロッドのブランシェラ、海の小物に最適なのだろう、と思っていたらやっぱり最適。次も持って行こう。

この後、ジグヘッドがあわせ切れでロストしapiaリタイア、カルコンもバックラッシュでリタイアしたため、見学に回りました。

今回、初めて使うエステルライン。まーーー、弱いんですよね。髪の毛より細いくらい。たまに細い髪の毛が口に入ってもさもさした気持ち悪い感じになるじゃないですか。ジグヘッドに結束して余りを歯で切ると、口に入った余りがどこに行ったかわからなくなるくらい細くて出てこない。途中二度あわせ切れがあり、後からKK氏に聞くと、ナイロンリーダー必須とのこと。はやくおしえてよ!!

相当サービスしていただき、メバリングを粘リングしました。でも以前とは様子が違うようで、時間も遅いため納竿、の運びに。最後寒かったです。

総評
以前、ハティングに一緒に行った友人「なんでわざわざ船に乗って小物釣るんですかね?」とアジングに疑問を呈してられました。人によっては小魚つってもつまんねーよ、という意見もあるかもしれません。ぼくもそうした意見に阿ることもあります。今回、体験してみて感じたのは、単に規模の違いというか、競技の種類の違いなのかな、ということです。

ルアーで釣るマグリングがバレーボールとかであれば、アジングはそうですね、卓球の個人戦みたいな感じでしょうか。それぞれにルールがあり、戦い方がある点、球技の本質としては相通ずるものがあると思いました。魚種に善悪も優劣もなく、存在するのは違いだけだと思います。まぁ、まだルアーでマグロは釣ったことないけどな!!

小物をウルトラライトタックルでシバくつり、非常にゲーム性が高いというか、巨大魚とは別軸の変態性が必要となるので、変態は楽しめると思います。また行きたいですもん。

帰路ですが、出だしのマクドナルディングでこけたため、寒さと空腹で暖かいものを食べたいプログラムが発動しました。しかし時間は3:00。しかも道間違えて、首都高乗り直したりしてまぁまぁタイムロス。。。しょぼくれて第三京浜をおりますと。。。

まだやってます。ここ、玉川インターを降りて環八に合流する地点の外回りサイドにあるのです。場所柄、近所の人以外これるわけないと思いながらスルーしてました。が、結構繁盛してて、興味はありました。プログラムも発動してるので寄ってみたところ、まぁフツーでした。5時まで営業というのが心強いです。

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