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私の2024年、そして2025年、まだやってるのかって言われそうな音楽
12月に久しぶりにライブをする私です。
実は弾き語りのライブを”ライブハウス”と呼ばれるところでするのは本当に何年ぶりなのかな?と言うくらい期間が開いていて、実は結構ドキドキしています。
バーやお店をお借りしたりイベントに出させてもらったり、そういう形でここ1~2年ゆっくりと、そしてじっくりと自分の心と身体にどんな活動が良いのかを尋ねながら、細々と音楽を続けてみた今年。
そんなペースではあったものの”2024年はやってみたかったことに挑戦する年”と決めてスローペースで歩き出した2023年の年末。
お休みしていた期間も含めても、むしろガッツリバンドをやっていたころから比べてもやったことないことをいっぱいやった年になっていてビックリした。
・トイピアノとのライブ
・写真集の販売(過去にZINEはやったけど!)
・英語の曲
・曲のアレンジ
・新曲作成(3曲くらい!)
・バンドを復活させてみた
・自分でPVつくってみた(コンテは過去に書いたことあるので編集ね)
書いてみたら結構いっぱいあって、うれしくなった。
何にもできないと思ってたけど、ちょっとずつやれてる。
そして今また2,3個新しいことをやろうとしていて、それを来月のライブでふんわりお伝えできたらいいな、なんで思ってて。
変わらないものが最高、なんて絶対言わないけど、変わらないからグッとくるものが世の中にあるのは間違いないって思ってる。
流行りの音楽も聴いてみるけど、音がいっぱいだったり複雑だったりコードも難しくって(本当にミュージシャンらしからぬとおこられそう…)私は大混乱しちゃうんです。
なのでいつまでもどっかシンプルで分かりやすいものばかり求めています。
流行りにのれないならそれでいいと思っていて、同じような人って多分結構いると思う。だから私と同じような"結構いるそのジャンルの人"に届けるだけでいいやって思うようになったらじっくり活動したらいいかなって思えるようになったんです。
もしかしたらやっていくうちに、違うジャンルの人にも届く奇跡もあるかもしれないし。
無理して作って何か狙っても、HITするような時代じゃないのもあるだろうし(ただの怠慢とおもわないで)
なによりそれって、私の性格では本当に無理だから。
信じたものだけ、気に入ったものだけ、気持ちいいと思うものだけで生きていく。
ワガママだとおもう。だけどこの感じでしか私は音楽ができない。
心でしか動けないから、活動を商売にした生き方ができない。
作りたいものを、しんどくならないペースで、定期的に届けて、辞めずにいる。凪のような環境じゃないと「生活」ができない。
生臭い話かな、でも私は正直にしか生きられないし、そんなふうにしか人と接することができない。
ましてや、私の音楽に共感してくれる人は心がとても敏感だと思っていて
そんな人に私の嫌いな私をできるだけ見せたくないから。
私はたぶん"生活"にあこがれていて、当たり前の日常の中で感じる本当に苦しい部分とか、誰かと共有したいことを、小さな箱に詰めて家に飾って、たまに誰かに見せるような生活が好き。
ライブは私にとって楽しいけれど、一回ずつがある意味大きく消耗もするから大切にしないといけない。
無理すると削れてしまう気がするので今はこのペースでやっていきたい。
でも、2025年はもうちょっとだけライブを増やしたいと思っています。
変わらないものの中で、小さく変わるものを歌う。今の時代に古臭いと言われそうなものを、めちゃくちゃ令和の魂で歌う。それってむしろ最高だよね。