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中学の選択肢はなぜ狭い?【発達障害の子供達】

発達障害や不登校の子が中学を選択するにあたって、高校に比べると圧倒的に選択肢が少ない気がします。いや、まぁ、お金があればそうでもないのかもしれませんが。

中学は公立なら住んでる地域で決められていますよね。それ以外の学校に行きたいなら、頑張って受験して高い学費払って行くしかないわけですよね。学力的に厳しい場合や発達障害があっていろいろと困難がある場合、公立なら個別級があるからそっちに行ってね、ってなるわけなんでしょうけど、逆にそのクラスしか選択肢はないんですね。その時のそのクラスとの相性もあるし。。私立のように、事前に学校見学や、学校説明会や行事の見学をする機会もなく、、、。

公立が悪いとか言いたいのではなく、熱心な先生もいると思います。ただ、先生個人の努力ややる気?のようなものに依存している気がするのです。学校全体として、こういう理念を持ってやっている、というようなものはどうなのか。。

長男の場合は、それこそ頑張って貯金して、発達障害の生徒が通う私立に行きました。とても良い学校でしたが、学費はすごくかかりました。それがきっかけで専業主婦を辞めて働き始めました。

何が言いたいのかというと、中学に関してはお金をかけないと選択肢がなく、高校は公立でもいろんなタイプの学校があり、選択肢は広がるわけですよ。なぜ、中学の選択肢はこんなに狭いのか。一番、多感な時期に。特に発達障害がある場合は、この時期の対応は難しいと思います。


実は、先週、次女が4月から通う公立の中学校の先生に配慮のお願いをしに行きました。もう、最悪な会となりました。出てきたのは、校長と、児童専任と生徒指導の3人。
私たちは、小学校の児童専任やソーシャルスクールワーカーと、次女が通っている放課後デイサービスの担当の方と臨みました。といっても、ほぼ私達夫婦がしゃべる状態でした。

そこで、熱心にメモを取るのは校長先生。あとの2人は、時々メモを取る程度。会が終わろうとしているのに、質問も確認もなく、しーーーんとした状態。態度は、はっきりいって無関心という感じでした。一応、この場に参加しました、仕事はしてますよ、っていうパフォーマンスのように感じました。

もう少し真剣に話を聞いてほしいのに、とガッカリしました。そして、かなり不安になりました。校長が唯一の救いでしたが。

公立の中に、発達障害を専門に受け入れる学校があれば、特性の説明からしなくても、ノウハウもあり、適切な対応ができるだろうに。。

長男の学校は、それ専門、なので揃える文房具から制服にいたるまで配慮があり、毎日最後の授業時間は面談になっていて、生徒と担任が密にコミュニケーションをとっていました。必要があれば保護者にも共有されていました。また、授業の中にはSSTソーシャルスキルトレーニングの授業もありました。学校行事もたくさんあり、家族では連れて行くのが難しいような場所に行ったり、貴重な体験もできました。

本来は、こういう事は公立でやるべき事なのではないかと思います。障害は家庭の経済状況に関係なく存在します。次女は友達がいる公立に行きたがり、公立にしましたが、その場合は、どのような教育をどのようにそこで受けるのか、は選べないんですよね。。果たして、ASD強めで知的ボーダーの次女が楽しいと思える場所になるのか、不安で仕方ありません。

4月の入学式が終わって担任が決まったら、再度、お話をしに行かないといけなそうです。。ちゃんと引き継ぎされているかが本当に心配です。
ビジネス教員が児童専任って、本当に勘弁して欲しいです。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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