「弱み」は「強み」にはならない。
昨夜、テレビで林修さんの初耳学を見ていて、脳天を打たれたようになりました。
昨日は、最強のマーケター、森岡毅さんという方との対談でした。
私の心に刺さった言葉を勝手にご紹介します。
弱みが強みになることはない
私にとって、この言葉はけっこう刺さりました。
と、同時に、やっぱりな、と思いました。そして、こんな内容もありました。
「定数を動かそうとしても仕方ないから、変数部分をどれだけ変えられるか」
あー、すごい納得、。
どうにもならないことを変えようとするのではなく、どうにかなりそうなところを変えることを考える。
仕事もそうだし、子供に当てはめても妙に納得しました。
次女は、知的障害があり、また算数障害もある。
そういう意味では、その部分はもうそのままにしておいてもいいじゃない、好きな事だけさせよう、と私も旦那も割り切った事は、間違ってはいなかったのかもしれません。
次女から、少し前に、
「フリースクールに行ってみたい」
という申し出がありました。次女からずっと行っていない学校の事を自分で言い出してくるまで、ずっと待っていましたが、ようやく、自分で切り出してくれました。(明日、見学に行きます!)
週3回に増やした放課後デイでも、自分で「推しについて語る会」を企画したいという前向き発言もあったそうで。今は、先生とその準備をしているみたいです。
次女は、細かい作業が好きです。それに、猛烈に推しているアイドルに対する熱は半端ない。最近は、それをずっとやっています。
勉強もしないし、学校も行かないし、テストももちろん受けないし。
でも、毎日、推しを愛でている。友達の誕生日のプレゼントに何日もかけて、チャームを作っていました。
以前の私なら、そんな事をしていても、将来どうするんだ、少しは計算もできなくては生きていけない、少しは○○できなくては生きていけない、と思っていましたが、そういうの、全部やめました。
だって、頑張ってもできないことあるし。次女はやってもやってもなかなかできない事を頑張るモチベーションもなく、かえって自信を失っていくのです。そういう子もいるのです。
好きにしたらいい。それだけです。
得意な事がない理由は、人と比べるから。
この言葉も刺さりました。
自分の子供に特性があって、好きなことやそれなりに得意なこともあるけれど、別にそれが将来何かに役に立つレベルなのか、そればっかりじゃ、将来どうするんだ、とかそういうふうに思っていた時もありました。
自分に対しても、自分には何もない、と思っていました。器用貧乏というか、それなりに、適当にこなす事はできるけど、特に、コレ、というものがないんだよなって。
そういうふうに思う原因って潜在的に、人と比べているからだ、と思いました。
人から見てどうのこうの、とか、それで生きていけるのか、とかではなく、あくまでも、自分の中で得意な事は何か、好きな事は何か、それにもっと自信を持てばいんだなって思いました。
好きな事・得意な事は「動詞」にヒントがある。
これもなるほどな、と思いました。
たとえば、料理が好き、だとします。料理は名詞なので、もっと噛み砕きます。
献立を考えて、調理の段取りをするのが得意なのか、まだ作ったこともないメニューを考えるのが好きなのか、決められた材料で何かアイデアを絞り出すのが好きなのか、、いろいろあります。ちなみに私は、”段取り”と”絞り出す”のが好きです。
それが、自分の得意な事に繋がって、大人であれば仕事につながる可能性もあるのかもしれません。
「○○が好き」、の中に、もっと掘り下げると「○○することが好き」というところにぶち当たるところが、得意な事に繋がるのかもしれません。
うちは長女は絵を描くことが好き。「今、浮かんだ」と言って、バタバタとタブレットに必死に描いていることがよくあります。その集中力たるや。。。何時間も描き続けています。それってすごいな〜って思います。
子供たちの「これをしているのが楽しいんだ」という事、これからも変わらず大事にしていきたいです。
と、同時に、自分がやってて楽しいこと、これも大事にしようと思います。
最後までお読み頂きありがとうございます。