読書感想文「裸の華」
桜木紫乃さん著の「裸の華」を読みました。
主人公は舞台で大きな怪我をしてそのままひっそり引退したストリッパー。
「私はもう踊れない」とステージをあきらめた彼女が生きる糧の為に選んだ新しい舞台は初めて踊り子として舞台を踏んだ北海道。
最初の場所を最後の場所と決めた、一人の女性の物語。
この物語には、私が今まで劇場で出会った全ての人がいると思った。
いつの間にかひっそりと舞台を去った踊り子さん、引退興行で「元気でね!」とお互い言いあってお別れした踊り子さん、踊り子を見守り、美し