16 4月14日③ Free Convention本番編
Free Conventionの本番、1番目に出演のGratisが終わりました。
萬崎さんより、Free Convention本番中の写真をお借りします。
GRATIS, 14 Apr 2018
Molten Gold, 14 Apr 2018
TONS OF SOBS, 14 Apr 2018
Forever Free, 14 Apr 2018
The Annual Free Convention closing session, 14 Apr 2018
Gratis
ベースのBrianはGratisでも弾いていて、引き続きMolten Goldでも演奏です。鍵盤は全バンド中で私一人なので、鍵盤セットはずっとステージにセットされたまま。特に準備をすることもなく、音が出るかだけをチェックすれば準備完了です。木下さんと栗さんのセッティングも済み、いよいよ本番が始まりました。
世界で唯一のBack Street Crawlerのトリビュートバンド、Molten Gold。イギリスのFreeファンを前にしてもマイナーな曲ばかりということは否めませんが、Paul Kossoff最後のキャリアとなったバンドの曲たちは、間違いなくKossoffの魅力に溢れた楽曲ばかりです。Freeとはまた違う形で、Freeよりも更に自由度が増したKossoffのギタープレイを、木下さんは再現していきます。
Molten Goldの演奏が始まりました!
純子さんが撮影してくださった、Molten Goldのライヴ動画4曲へのリンクはこちらです。
New York New York
Long Way Down To The Top
All the girls are crazy
Jason Blue
途中で猛くんと木下さんの英語でのMCも挟みつつ、全10曲で約1時間のステージは滞りなく終わりました。
Molten Gold Set List
1. Who Do Women
2. New York, New York
3. Stealing My Way
4. Long Way Down To The Top
5. All the girls are crazy
6. Jason Blue
7. The Band Plays On
8. Blue Soul
9. Leaves in The Wind
10. Molten Gold
さて次はTOSのステージですが、転換の間に着替えをする時間はあるのか? 様子を見て決めようと思ってましたが、どうやらこの間に休憩時間が入るようです。よし、着替えよう!と楽屋へ行ってみると・・既に着替え終えた諸石さんと堀切さんが楽屋の外にいました。何やら、楽屋の電球が切れていて真っ暗とのこと。20:00を過ぎて、流石に外も暗くなったようです。しょうがないから暗闇の中で着替えの入った荷物だけを何とか取り出し、さっきも着替えた1階のトイレへ。着替えは無事に済ませたのですが、鏡も無いトイレです。着替えた衣装がちゃんとしてるのか、取り替えたネックレスはちゃんとしているのか、全くわかりません(汗)楽屋の前に戻り、堀切さんと諸石さんにチェックしてもらいました。ホントは化粧直しもしたいんだけど・・・そうこうしているうちに、会場のスタッフの方が電球を取り替えに来てくれ、無事に楽屋も明るくなりました。簡単に化粧直しをしてから、皆が待機しているステージへ通じる廊下へ出てみると、TOSのメンバー全員が揃っていました。いよいよTOSの出番です! 木下さんの「いくぞ!!」というかけ声で円陣を組み、いざステージへ!
次はTONS OF SOBS! 1st Albumの全曲演奏からスタートです
TOSの今回のお題は、Freeの1st Albumの “Tons of Sobs” を、スタジオ盤の曲順通りに全曲演奏すること。アルバム発売からちょうど50年ということでの依頼でした。私たちのバンド名も同じですしね(笑)アルバムの1曲目、Over the Green Hillsから始まり、諸石さんの英語のMCも交えつつ、ライヴが進行していきます。4曲目のGoin’ Down Slowは、前回アンコールで用意していたのに時間切れで演奏することができず、今回こそ!と意気込んでいた今回の目玉曲。8分以上もの長尺のブルースが終わった瞬間、客席からもの凄い歓声とスタンディングオベーションが! これは嬉しかったなぁ。イギリス人に日本人のブルースを認めてもらうことができたんだぁ・・と感慨深くて。
The Hunterでは、客席の前のフロアにお客様が出てきて踊り出して、凄いことになっていました。前回のときもそうでしたし、この曲はやはり根強い人気曲なのですねぇ。
その次に演奏した今回のもう1つの目玉曲、Moonshineでは、歌のときには客席はシーンとして聴き入ってくれましたが、中間部の怒濤のギターソロが終わった瞬間、客席からはもの凄い拍手が! 日本でも何度も演奏していた曲でしたが、曲中のギターソロ後に大歓声を受けるなんてことは初めてで、これには瞬間的に鳥肌が立ちました。終わった瞬間にも凄い歓声とスタオベです。
アルバム最後の曲、Sweet Toothまで演奏が終わると、アルバムではSweet Toothの最後に被って録音されているOver the Green Hills Part 2を、SEで流してもらいました。そのSEの間に諸石さんが、今回の渡英に当たってのバンドからのメッセージをMCでお話しました。今回は渡英が叶わなかった久津見さんのことも、ここで説明しました。
“Tons of Sobs” 全曲演奏が終わったところで、お題には含まれていなかったけど、堀切さんも行くからには絶対にイギリスで演奏したいMr.Bigを、バンドからBillにお願いして演奏させてもらいました。案の定、堀切さんのプレイにイギリスの観客たちも熱狂! これでまた、イギリスでのひとつの夢が叶いました。
堀切さんの暴虐ベースをイギリスの皆様の前で聴いていただけました!
その後はBillからのリクエストにより、”Heartbreaker” アルバムから3曲。途中から猛くんにもコーラスで参加してもらい、ゴージャスな感じになりました。
ラストの曲は、前回は演奏しなかったPaul RodgersバージョンのMolten Gold。ここでも猛くんにコーラスで入ってもらい、最後は渡英メンバー全員がステージ上にいる形で締めくくることができました。TOSのステージは、無事に終了です。
TONS OF SOBS Set List
1. Over The Green Hills
2. Worry
3. Walk In My Shadow
4. Wild Indian Woman
5. Goin' Down Slow
6. I'm A Mover
7. The Hunter
8. Moonshine
9. Sweet Tooth
-- SE: Over The Green Hills -Part2
10. Mr. Big
11. Hearbreaker
12. Come together in the morning (Cho:Takeru)
13. Muddy Water (Cho:Takeru)
14. Molten Gold (Cho:Takeru)
終わったぁ〜〜〜!! さーて、飲むぞぉ〜〜! ということで、楽屋で着替えをして、一直線にバーへ。今夜はギネスを片手に客席へ戻り、最前列のテーブルに座って、最後のForever Freeのステージを見ていました。
Forever Free
最後のバンドともなると、客席も良い感じにアルコールがまわってきたのか、最初から最後までフロアで踊りっぱなし! そのうちに私たち日本人チームも、諸石さん、猛くん、栗さん、あっこさん等々が踊り出して、それを見ているのがまた楽しくて。写真を撮っていた萬崎さんも、途中から辛抱できずカメラを置いて踊っていました(笑)
踊る萬崎さん(私が撮影)
撮影する萬崎さん(私が撮影)
Mandyと一緒に踊る栗さん
楽しそう〜♪
諸石さんも踊ります!
踊ってても曲の最後には拍手!
私も楽しそうに見ています〜
Forever Freeの演奏の最後の曲All Right Nowでは、セッションのような形になると聞いていたので、木下さんと私と諸石さんと猛くんが参加。そこにGratisのSinger、Steveも参加して、ステージ上は賑やかに。皆で楽しく演奏してステージを降り、その後にForever Freeが1曲演奏して、Free Conventionは無事に終了となりました。
セッションでAll Right Now!
Free Convention 2018、無事に終了しました
この後は深夜までAfter Partyとなるのですが、続きはまた次回に。
(つづく)
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