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22 4月16日② 帰国編(The End)

New Castle空港までタクシーでの車中、街の景色を見ながらNew Castleとお別れし、30分ほどでNew Castle空港に到着しました。

画像1タクシーを降りて、New Castle空港内へ。正面に見えるのは、一回目の渡英のときに宿泊したDoubleTree by Hilton Hotel Newcastle International Airportです。

栗さん以外の6人は、15:25にNew Castle発のHeathrow行きのBAに乗るため、チェックインしなければなりません。栗さんは私たちよりも1時間ほど後に出発するAir Franceで、パリ経由で帰国の予定です。栗さんの便はチェックイン時間がまだなので、ここで栗さんとはお別れ。挨拶をして、いざBAのカウンターへ。

画像2チェックイン前に、栗さんと別れの挨拶・・のはずでしたが、この後空港内でまた会えました(笑)

ここで、ギターを機内に持ち込めるかどうか、そしてHeathrowでJALへの乗り継ぎ時間が2時間半しかないので、預け入れ荷物をBA→JALへそのまま引き継いでもらえるかどうかの交渉をしなければなりません。日本にいるうちにJALとBAに電話で確認して、荷物の引き継ぎはOKだろうとの話はしていました。それから私はもう一つ、預け入れるスーツケースの重量がすんなり通るかどうかも心配。

予め交渉事項を諸石さんと相談しておき、まずは諸石さんにギターの件と乗り継ぎの件を交渉してもらう。すると、行きのHeathrowのBAカウンターであんなに ”No!!!” とだけ言われ続けて交渉の余地無し状態だったギターの機内持ち込みが、すんなりOK・・・良かった!!・・しかし預け入れ荷物の引き継ぎは、何故か何を言ってもOKしてもらえず。日本で確認済だということを説明しても、全く聞く耳を持ってくれない。うーーん、困ったな。HeathrowではBAとJALでターミナルが違うため、預け入れ荷物を受け取ってからTerminal 5からTerminals 1,2,3まで移動し、JALカウンターでチェックインしなければなりません。乗り継ぎ時間が2時間半しかないのに、大丈夫なのだろうか・・心配してると、諸石さんから「大丈夫だと思うよ〜〜」との言葉をいただきましたが、、、やっぱり不安。ちなみに私の預け入れ予定のスーツケースの重量は規定の23kgを少し超えていましたが、OKをもらえました。心配だったギターの機内持ち込みと預け入れ荷物の重量はクリアしたのに、大丈夫だろうと思っていた荷物の引き継ぎがダメだったなんてなぁ・・

心配してもしょうがないので、気を取り直しNew Castle空港内で追加のお土産を買うため皆でお店へ。空港なので高いけど、私は紅茶セットやチョコレートなどを購入。いかにもイギリス土産っぽい、キーホルダーも購入しました。買い物していると、さっき別れの挨拶をした栗さんが、Air Franceでチェックイン済ませて皆と合流できました。

買い物が終わった人からNew Castle空港内のパブで待ち合わせをすることにしていたのですが、結構買い物に時間がかかり、パブで休める時間はほんの15分ほどになってしまいました。でもHeathrowでは時間が無さそうだし、イギリスで最後のパブだから少しでも何か飲みたい!とビールリストを見ると・・瓶でない生のNew Castle Brown Aleが飲める!! ひゃーーここにきて、最後にNew Castleらしいビールが飲めるとは! しかも安い!! 時間が無かったので、私はハーフを飲みましたが、0.8£でした。ハーフサイズのビールが、日本円で120円くらいですよ! 最後の最後で生のNew Castle Brown Aleが飲めたのは、ホントに嬉しかったなぁ。

画像3New Castle空港内のパブで、生のNew Castle Brown Ale! これは木下さんが飲んでいた、1パイント。

パブで全員集合したところで、いよいよ搭乗時間が近づいてきました。今度こそ栗さんと別れを交わし、皆で最後の記念撮影。バタバタと搭乗して、いざHeathrowへ。

画像4Heathrowへ向かうBAに搭乗直前、New Castle空港内のパブで記念撮影。全員で写真を撮るのは、これが最後でした。

遅れることもなく、無事にHeathrow Terminal 5に到着。どうか何事もなく無事にJALへ乗れますように。まずは預け入れ荷物を受け取るために、荷物受け取りエリアへ。無事に全員分の荷物を受け取ることができて、今度はTerminals 1,2,3へ移動するために空港内の無料の鉄道に乗ります。諸石さんと一緒にInformationで確認しました。諸石さんはロンドン市内にあと2泊ほどしてから帰国するそうなので、ここで諸石さんとはお別れです。皆で別れの挨拶をして、私たちはTerminal 5の駅へ。すぐに電車も来たので、皆で乗り込みました。5分ほどでTerminals 1,2,3に到着し、JALのカウンターへ。まずまず順調です。この時点で17:30。19:15発のJAL便まで、あと1時間45分。

画像5Terminal 5からTerminals 1,2,3まで移動する無料の鉄道車内

画像6スーツケース置き場もあります

画像7私と猛くんは座らずに入り口付近に立ちました。

画像8乗り継ぎが間に合うかどうか、とにかく不安。そんな表情を猛くんが撮っていてくれました。

JALのカウンターでは、ギターの機内持ち込みの交渉をするため、日本人スタッフのいるところへ並びました。Heathrowなので覚悟していましたが、意外とあっさり機内持ち込みがOKとなり、私のスーツケース重量もOK。良かった〜! とりあえず、最後の難関を突破!! あとはセキュリティチェック等を済ませて搭乗するだけです。しかしこのセキュリティチェックの際に、今まで一度も言われなかったギターケースを開けて中を見せろなんて言われてケースの鍵を開けるのに手間取ってしまい、少し時間がかかってしまいました。

それでも搭乗まで少し時間があるので、機内用の水を買ったりする時間くらいはあります。£硬貨もできれば使い切りたい。そして流石に少しお腹が空いてきたので、軽くサンドイッチを買って、ベンチで食べました。搭乗時間が近くなったので、皆でゲートへ向かいました・・が、搭乗ゲートが結構遠い。皆で急ぎ歩いていると、JAL便に乗る方はお急ぎください〜とアナウンスしながらゲートまで乗せてくれるカートが通りかかったので、乗せてもらうことにしました・・が、しかし席が足りず5人中1人だけ乗れない・・猛くんがボクはいいですよ〜と、カートと一緒に併走してくれました。猛くん、ごめんなさい! ありがとう。そんなわけで、何とか無事に搭乗が完了しました。よし、これでもう大丈夫!! あとは羽田に着くのを待っていれば良いだけ。良かった〜〜〜(^o^) ようやく肩の荷が下りました。

画像9JALの帰国便の機内食、一回目。

画像10帰国便の機内。皆、疲れて睡眠中です。

画像11JALの帰国便の機内食、二回目。

機内食やお酒も楽しみつつ、帰りはほとんど寝て過ごした機内。映画を見る暇もなく、気がついたらもう日本が近くなっていたのでビックリしました。4月17日の15:00、ほぼ時間どおりに到着です。無事に帰ってきました〜! 荷物も無事に受け取り到着ロビーに着いた私たちは、荷物整理したり、£紙幣を円に両替したり、Wi-Fiを返却しに行ったり、諸々精算したり。ひとおとり落ち着いたところで、羽田空港内で軽く無事に帰国した打ち上げを。やはり日本食が食べたいねということで、前回の渡英のときにも利用した居酒屋へ。空港内なのでかなり高めですが、久しぶりの日本のビールや枝豆やお漬け物などを楽しみました。しかし結構皆さんお疲れで、1時間ほどで撤収。この後は、皆さんそれぞれ家路へ。私は一人、市川までリムジンバスで帰りました。

画像12無事に帰国しました! 羽田で軽く打ち上げ。

というわけで、1年以上かけて執筆してきた英国遠征日記。ようやく全て書き終えました! 全22本、読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。一生の思い出となった二度目の英国遠征。一回目の渡英よりもかなり食事環境も改善され、マーシャル工場見学や観光もできたし、イギリスのこともようやく少しずつわかってきました。次に行くことがあれば、もう国内移動にBAは使いたくないなぁ、今度は鉄道でNew Castleへ移動したいなぁ〜なんて思いもありますが、仮にもし次回があるとすれば、そのときは今回直前に病に倒れて渡英が適わなかった久津見さんも一緒に行けるとき。その日を夢見て、これからもまだまだ国内での活動に力を入れていきます! 今後とも、TOSN OF SOBSとMolten Goldをよろしくお願いします。

(おわり)

画像13今回の渡英で自分用に買ったお土産




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