11 4月13日① New Castleへの移動編
LondonからNew Castleへの移動は、British Airwaysの国内便。Heathrow空港Terminal 5から、9:20発のフライトを予約していました。機内にギターを持ち込めるかどうかの交渉もあるので、フライトの2時間前には空港へ着いていたい。Earl’s CourtからHeathrowまでは大体1時間くらいなので、6:00にホテルのロビーに集合することにしました。
ある程度のパッキングを済ませ、ベッドに入ったのは0:00頃。目覚ましは4:00にセットしました。割とすぐに眠りに入ることができましたが、何度も目が覚めてしまうのは相変わらず(苦笑)それでも前日よりは少し眠れて、朝4:00に起床しました。シャワーを浴びて準備をしていると、BAからメールが。今日のフライトのチェックインカウンターの案内と、今日は混雑しているから手荷物を無料にするとの連絡が・・・え〜〜〜〜何だと!! 昨日あんなに大慌てで支払いを済ませたというのに〜〜(泣)こんなことって、あるのかぁ(T_T)
6:00少し前に部屋を出ると、皆さん部屋のドアを開けて出発の準備中。半階分だけ階段を使わなければリフトまで行けないので、今回も猛くんにスーツケースを運んでもらいました。いつもホントに申し訳ないですm(__;)m 6:00少し過ぎに全員集合し、Earl’s Court駅へ。昨日の予習のとおり、改札を通ってリフトの前まで行くと、リフトが動いていない・・えええ!! 少し待っても動き出さないので、駅員さんを呼んできて、対応してもらったら、すぐに動き出しました。
無事にホームまで降り、電車を待つ。早朝なので、本数が少ない。電光で時刻が出ているのに、決して時間どおりに来ない電車(笑)それでも3分くらいの遅れで到着し、皆で乗り込む。この写真はEarl’s Courtから2つ先のHammersmith駅のホーム。タイムスタンプは6:27なので、Earl’s Courtを出たのは6:22頃かな。
やはりどうしても写真を撮ってしまう、Hammersmith(笑)
ほどなく、Heathrow空港Terminal 5に到着。時間はちょうど7:00頃。ちょうど良い感じです! 時間どおりに到着して、少し安心しました。朝食がまだだったので、空港内のカフェで朝食にすることにしました。BAカウンターの近くのゾーンAにある、Cafe NEROに入り、私はエッグサンドと紅茶を。これで£4.7です。やっぱ空港内は少し高いですね。諸石さんにも連絡して、このカフェで待ち合わせることにしました。
これで£4.7! 約700円です。たかっ!
どうやらチェーン展開している珈琲ショップのようですね。
少しの間カフェでくつろいでいたら、諸石さんも到着しました。さて、いよいよギターを機内に持ち込めるかどうか、BAとの闘いが始まります!
カフェのすぐ側は、BAのカウンターです。
うーーん、メッセージは良いのだが・・・
時間が早くほとんどが人がいないカウンター、そのカウンター前に行こうとすると、手前にいたBA職員の女性に呼び止められました。あなたはこっちへ並んで、あなたはあっちへ並んでとガンガン指示を出してきますが、その前に、とにかく私たちはギターを機内に持ち込むことができるかどうかを確認したい。諸石さんにその旨を聞いてもらうと、いきなり ”No!!” の一言。私たちが何を言っても ”ギターを持って行きたいならハードケースへ入れて預け入れる手続きをしてください、ハードケースが無いなら下に買いに行って!” の一点張り。もう私たちが何を言っても ”No!” ばかり・・・”No” という言葉が如何に強い否定の言葉なのかということを、このときは心の底から思い知らされました。これがもし日本人だったら、いきなり「ダメです」とは言わず、「申し訳ございませんが・・云々」となると思うんですがねぇ。実際、羽田ではそうでしたし。BAだからなのか、それともお国柄なのか、それともこれが「言語」の違いなのか・・
こうなったら、もう機内持ち込みは無理そう。預け入れるしかないのか・・(涙)しかし預け入れるとなると、更に追加料金を支払わなければならない・・(怒) とりあえずギターケースはセミハードなので、ハードケースでなくてもこのまま預け入れても大丈夫なはず、ということを説明したら、そこはOKが出ました。そして諸石さんが、スーツケースはGloucester Roadのホテルに置いてきたとのことで、持っていたボストンバッグを機内持ち込みにして、ギターは諸石さんの預け入れ荷物としてしまえば追加料金がかからないので、そうしてもらうことにしました。あとはもう、セミハードケースの強さと、BA職員が丁寧に扱ってくれるよう祈るだけです。
そうこうしている間にも、他の人はチェックインを済ませてくれというので、木下さんたちのやりとりを横目で見つつ、チェックインを済ませていく。私は今回はスーツケースの重量はOKでした。そして全員がチェックインを済ませ、セキュリティなども済ませると、フライトまであと1時間ほど。20分ほど余裕があったので、純子さんはHarrodsへ行きたいとのことで、お買い物へ行きました。帰りのフライトでは、Heathrowでの乗り継ぎ時間はほとんど無いので、この時間に行くことができて良かった。私はもう、ギターを持ち込めなかったことがショックで、買い物に行く気にもなれず。せっかく木下さんが日本から重い思いをしてギターを持ってきたのに、本番前に壊れたなんてことになったら、どうしよう・・とにかく無事にNew Castleまで届いてほしい・・・
New Castleへ出発前の私たち。木下さん、目が怒ってる(汗)
搭乗時間近くになって搭乗口へ行くと、New Castleの天気予報などが電光掲示版に。New Castleは寒そう。とりあえず雨さえ降っていなければOKなのですが。飛行機に乗り込むと、私たちの席はEXITドアの列だったようで、手荷物は全て上の棚に入れろとのこと。足元も膝の上にも何も置くなと言われてしまいました。何だか今日は、とことん運が悪い。しかしEXITドアの列って、嫌ですね。嫌ならお金払って座席指定しろってか。何でもお金なのか・・そして機内サービスの飲料までもが有料。しかもカード払いのみ。前回は飲み物は無料だったのになぁ。BAって、こんな会社だったけ?? もうがっかりです。座席の隣は、超不機嫌な木下さん。うーーー何とかギターだけは、無事でいてくれ(泣)
いかにもロンドンな感じの空模様。BAの機体ばかりのTerminal 5です。
ヒースローのセキュリティを抜けたところかな
出発直前の機内
今回は窓際。少しだけ、イギリスの上空を楽しみたいと思ったのに・・
緑の中の、New Castle空港。霧が〜〜!
1時間ほどのフライトは、遅れもなく無事にNew Castleへ到着。さて、、ギターはどうか。皆で緊張しながら預け入れ荷物がまわってくるのを待っていると、ほどなくして来ました! すぐにケースを開けて、ギターをチェックすると・・・良かった! 無事でした!! ちゃんとトレーに載ってまわってきたので、とりあえず丁寧に扱ってもらえたのかな。皆のスーツケースも無事に受け取り、ゲートへ。ここで栗さんと待ち合わせています。New Castle国際空港は小さな地方空港なので、ゲートを出たらすぐに栗さんを見つけることができました。栗さんのスーツケースは、今朝になってからようやく受け取ることができたそう。こちらも良かった!
さて、これで今回のツアーメンバー全員が英国の地に揃いました! とりあえずはホッと一安心。これからNew Castleでの宿泊地へ向かうこととなりますが・・また次回。
(つづく)
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