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本整理、12日目。人に騙されない/困らされないために。
◆読んだ本
10秒で相手を見抜く&操る心理術サクッとノート(神岡真司)
◆目的
以下の経験があり、
人を見抜く方法を磨きたいと思ったため
この本を読んだ。
・ある方と、プロジェクトを進めていたが
ある時、大量のタスクを残して逃げられた。
・採用した人が予想とは異なる人材だった。
◆考えと結論
基本的に、行動と言葉を見抜く
アプローチになる。
「これは使える!」と思ったものを
【見抜く】と【操る】に分けてメモしていく。
(最後に【おまけ】も追加した。)
◆やる/意識すること
【見抜く】
・まばたきの回数と不安感は比例する。
・初対面でじっと目を見てきたら警戒されている。
・目元が笑っておらず、口元だけが笑っていたら作り笑い。
(通常、口角の上昇に伴い、目が細くなるのが本物の笑顔。)
・ストレスを感じていたら、口元が一直線状態になる。
・声が高く早口になったら、不安を抱えている可能性。
・声のトーンが上がり、早口でまくしたてる人は嘘をついている可能性。
・嘘を見抜くポイントは、視線/表情/態度に注目する。
・会話中に髪や体を触るのは、不安/緊張の表れ。
・大袈裟な話をする時、ジェスチャーが大きくなる。
・「何でもいいよ」が口癖のタイプは、過剰な期待をしがち。
(自分の好みをきちんと分かってくれているだろうと
勝手な期待を抱きがち。)
・他人の陰口の正体は、自分に対するコンプレックス。
(「あいつはケチだ」と言う本人がケチである可能性。)
・昔の自慢話をしたがるのは自信のなさの表れ。
・気さくに話しかけても相手が頻繁に敬語を使う場合、
警戒心が強いタイプなため、早めに割り切る。
・半径45cm以内は親しい人の距離、
親しくない場合は120~210cmを保つ。
・お揃いを好むタイプは、束縛欲求が強い。
・苦手な相手には作り笑いをする。
・人が行動する際、損することを避け、
得になることを選択する。(利得最大の原理)
・一方的に物を与えられると
お返しをしたいと考え(返報性の原理)、
お返しできないほど与えられると
憤りを感じる(心理的負債)。
・共通の趣味や考え方が似ている人と
一緒にいると安心感を得る。(類似性の原理)
・たくさんの人がやっていることは
正しいと思い込む。(社会的証明の原理)
・怪しい人には、矛盾点や疑問点を自問自答しながら臨む。
【操る】
・心を開かせるために、相手の名前を頻繁に呼ぶ。
・距離を縮めるために、こまめに声を掛ける。
・仮定の話で、相手の本音を引き出す。
・好印象を抱いて貰うために、最初に短所を伝えた後、長所を伝える。
・具体的な数値を示すと説得力は倍になる。
・相手が不慣れな環境で交渉すると、物事は有利に運ぶ。
・相手を説得する時は、人数の多さで勝負する。
・データより実物を見せた方が相手の印象に残る。
・過大な要求から提示すると、小さな要求は通りやすい。
・値段の端数を「8」にすると購買意欲を刺激できる。
(例.1980円)
・権威ある人の名を出せば、話を素直に聞いて貰える。
・簡単なお願いを繰り返して、面倒なお願いを承諾させる。
(一貫性の原理)
・「さすがの○○さんも、この日までに完成は難しいですよね?」
(相手の反発心を活用)
・不意打ちのお願いで反射的に承諾させる。
・簡単な前置きで承諾させ、都合の悪い要求を通す。
- 「本棚の簡単な整理、手伝ってくれる?」
- 「OK。」
- 「まず、あの重いロッカーを外に出したいんだよね。」
- 「お、おう…」
・緊張で判断能力を狂わせ、要求を通す。
・優柔不断にあh、二択の質問で追い込む。
・比較対象を挙げて相手の判断を誘導する。
・傾聴すれば相手が勝手に解決策を見つける。
(頭の中が整理されるから。)
・相手より高い目線で話すと支配しやすくなる。
・部下を動かすには、命令より「確認」が効果的。
(「コピー取ってこい」よりも「コピー取ってくれた?」)
・注目を浴びたいなら相手に違和感を与える。(服装など)
・話の途中で「沈黙」を作ると聞き手は話し手に注目する。
・知り合って間もない人ほど褒め言葉で信頼関係を築く。
・ありのままを正直に伝えると相手も自己開示してくれる。
・自分自身を「希少価値」にして、手に入れたいと思わせる。
(取得難度の高い資格や珍しい特技を身につける。)
・美男美女と一緒にいることで凄い奴だと思わせる。
・第三者経由の褒め方で、信憑性と好感度を高める。
・あえて頼み事をして相手の満足感を刺激する。
・小さな頼み事を積み重ねて相手に好意を芽生えさせる。
・意中の相手と仲良くなるためにコンプレックスを共有する。
(自分の弱みを適度に見せると親密度を高めることができる。)
・持ちつ持たれつの関係構築が長続きのコツ。
・集団より、1対1の会話で親密度を高める。
・成績不振の部下には期待感を示す。
・「〜してください」ではなく、「〜して貰えますか?」
・相手が落ち込んでいる時こそ、親しくなるチャンス。
・相手の得意分野で雑談すると打ち解けて貰いやすい。
・同じミスを繰り返す人にはレポートを書かせる。
(冷静に自分と向き合わせ自発的に行動を改めるようになる。)
・「ちょっとだけ」と言われると応じざるをえなくなる。
・「○○さんだからこそ相談したい」という表現で
自尊心をくすぐる。(限定・希少価値効果)
・「ご存知の通り」で相手の反論を封じる。
・謝罪は時間差をつけると受け入れてもらいやすい。
・メモを取りながら相手の話を聞くと好感度アップ。
・「○○のこと知っていますか?」
→「○○のこと、教えていただきたいのですが」
・「ここに物を置かないでください」
→「どのくらい、ここに置かれますか?」
・Yes-But話法
・怒らせた相手にはグレーの服を着て謝罪する(色彩心理学)
・人は「見た目→話し方→会話内容」の順で影響される。
・無表情より笑顔の方が、注目度は20倍アップする。
・相手の内面を捉える一言で
「自分のことをよく分かってくれている」と思わせる。
・話を突然中断することで名残惜しさを感じさせる。
・自分の秘密を打ち明けて、親密になる。
・部下を励ますフレーズは「頑張りすぎるな」。
・会話は「話す」よりも「聞く」をメインで。
・お互いの共通点を見つけて、親密度をあげる。
・断るフレーズ
「やりたくないです」→「ちょっと厳しいです」
【おまけ|自分をコントロール】
・目標を宣言するとモチベーションがアップする。
・自分を肯定的に評価できなくなったら
疲れている証拠なため、休息を取る。
・高級品を身につけるとちょっとだけ自信が出る。
・気持ちがスッキリしないなら思い当たる原因を全部書き出す。
・自然音を聞いて右脳を使い、心を落ち着かせる。
・「なんとかなるだろう」の口癖で心の好調を維持する。
・口角を上げた作り笑顔で、沈んだ気持ちが明るくなる。
・深呼吸と脱力で脳をリラックスさせる。
・リズム系の運動でセロトニンを活性化する。