和菓子3個で検証
和菓子3個、朝バージョン
ヘッダー画像のラインナップ。
桜餅
おはぎ(餅米内側、あんこ外側)
おはぎ(あんこ内側、外側きな粉)
条件として普通に食事をする。
最後に炭水化物を摂るパターンの「炭水化物」として、普段ならバナナやオートミールを食べる所を和菓子に代用して血糖値を測った。
ヨーグルトや野菜おかずなどの組み合わせではどんなに測っても異常値が出ない事から、今回の測定は和菓子の食べ始め時刻を始点にしてスタート=ゼロとして、15分後、30分後、45分後、60分後とした。
朝の実測
15分後 134
30分後 114
45分後 測定出来ず
60分後 106
朝は絶食(睡眠中)後なので、血中の糖分が割と早めに取り入れられているのが印象的だ。
15分後にはなるほどなぁ〜と思える血糖値上昇があった。
30分後には114という、食後では低めの数値が出て、それは意外な程低くて驚いた。
60分後には104という、空腹時みたいなレベルまで下降。
朝は絶食後なので身体に取り込んだ糖分を、筋肉や脳など、各所に配分しているのが窺われる結果となった。
しかし、朝は特殊な体の状況であり、これを以て健康に近い状態とは言えない。
和菓子は生であり、後3つ残っている。冷凍して1つずつ食べようか?それなら検証しても異常値が絶対出ないだろう。
うーん。悩んだ結果、お昼にも検証する事にした。
和菓子の糖分って、身体に入ると脳内にキューンとした感覚があり、そして目玉の中にも糖分が巡っている感覚がある。
それで思い出した。日常的に甘い物を沢山食べている人を見かけるけど、予後は大丈夫なのかなと心配になった。運動で帳消しになるのか、私にはまだ判断出来ないから純粋に興味がある。
和菓子3個、お昼バージョン
お昼の和菓子3個。
おはぎ(内側あんこ、もち〜外側きな粉)✖️2個
おはぎ(内側もち米)、外側あんこ)1個
重さは256g(もち米、小豆、砂糖、きな粉)
今回も、
ヨーグルト
野菜おかず
小豆水煮+甘酒
和菓子
の順で食べた。
計測は和菓子の食べ始めをスタート、0分とする。
実測、お昼バージョン
10分後 122
20分後 138
30分後 136
40分後 140
50分後 116
60分後 109
お昼は朝とは条件が違う。一旦朝ごはんを食べているから、通常モードだろう数値に上昇しているのが分かる。
朝は15分おきに調べたが、和菓子は普段は買わないし、これは滅多にない珍しいおやつパターンだからもっと詳細に知りたいと思って、ピッチを細かく10分おきに設定してみた。
リブレ◯丸センサーを付けていなくても、おおよその血糖値の流れが読み取れる。
10分で122まで上昇。
20分138
30分136
40分140
ここら辺が和菓子の糖質を256g取り込んだ時のピークになる事が分かった。
50分116
60分109
140から急速に下降している。60分後には空腹時レベルまで戻った。
どういう和菓子か?
遠くまで原付バイクで出かけて、休憩に入ったスーパー、時は夕刻。なので常設ではない店内の出店おじさんが「安くするから買って」と連呼していた和菓子パック。
おはぎの混ざった3個入りパック(1個110円✖️3個で普通なら330円の所を200円にすると打診された)
それを2パックで400円にするから、と。
カスタードまんじゅう?3個入りもあったけど、自分で手作りなら牛乳、卵、砂糖って材料分かるけど、市販のは脂質の添加が読めないので見送った。おじさんは「ワイの明日の朝ごはんにするわ〜!」と諦め顔で言っていた。まあ、個人で9個は無理だよね、買っても冷凍保存する規模なんやし。
という事で、これは店舗の手作りか工場生産の即日販売する商品。故に保存料などの添加物は少ないと思う。
砂糖の量にしても、工場生産で数日〜1週間以上の消費期限の物なら尚更、大量の糖分が入れられているのが予想出来る。糖分の割合を高くするのは腐敗を予防し保存性を高める為に。
ジャムの甘さなども同様の原理だから。
だからパンコーナーの近くに置いてある和菓子などは、余程理性に自信があって計画的に食べる事が出来る性格の人でないと、買わない方が賢明だろう。
もしくは、日常的にではなく何かの目標を達成したご褒美とか誕生日やお祝いの日とか、滅多にないハレの日の贈り物的な扱いで楽しむのが良いのではないか?
頭〜脳内や目玉の中に糖分が巡る感覚。これ常食したらかなり血管を傷付けるのではないか。糖分が体内のタンパク質と結びつきAGEとなって…。
甘さへの渇望度
SNSでカジュアル感覚で甘い物を楽しむ投稿をよく見かける。わー、楽しそう!美味しいんだろうなと羨ましく見ている。
けれども自分もそうしようとは中々出来ない。
行動原理は糖尿病の教育入院のお勉強会で見せられた合併症のビデオの恐怖から。「ああなるのが怖い!」
失明、人工透析、下肢切断、どれも困るしなるのが怖い。
だからお前はストイックに暮らしているのか?というと、自分なりに甘さの度合いを工夫しながら楽しんではいる。
毎日食べている小豆+甘酒は優しい甘さのおやつ。キューンとなる激しい甘さは無いが、ほんのり甘くて小豆の美味しさも味わえて、これはこれで豊かな気持ちにもなる。こんなのしか食べられないとは思った事はない。だから満足している。
茹で小豆64g
甘酒(手作り濃縮タイプ)20g
1食分のレシピだ。
試行錯誤している人へ
道行く人に、体重や食事の内容を聞くのは非常識で不躾な行為ではあるけれど、SNSには身長や体重、今日のごはん、今日の血糖値、見て読んで!と世界中に発信されている情報が溢れている。
それを観察し続けると、「こういう生活をしたらこの現状になるのか!」と読み取れてくる。
良いにしろ、そうでないにしろ。
それらをお手本にしてみたり、◯◯には気をつけよう!と参考にしてみてはどうだろうか。