気まぐれ日記から、怠惰な継続のよろこび得た。
去年は自分史上で初めて、日記を書き続けることができました。ズボラなので歯抜けではありますが、毎週以上、毎日未満くらいで書けたよ〜!
10年以上前から日記らしきものは書こうとしていたのですが、書けていたとは言えず。月1で何かを記していれば良い方でした。
本格的に書き始めたのは、コロナウイルスが蔓延した2020年からです。きっかけはその年にオープンしたBONUS TRACKで、ご近所さんとなった内沼さんの投稿です。
2020年は突如として悩むことが増えた年でした。
今までなんちゃって経営者だったのに、規模拡大、新規出店、未曾有のウイルス登場のトリプルパンチで今までの自分では全く歯が立たず、「おいおい、マジかよ!!」と「俺、人としてダメやん」の連続でモヤモヤする毎日でした。
お恥ずかしながら本当に経営と向き合ったのはここからだったと思います。
同時に「この瞬間、この感情に触れられるのって今しかないぞ。」と気持ちを記録する貴重さを感じていたところ、内沼さんが日記を書くことをオススメされていたこともあり、ちゃんとやってみようと思えました。
以降、できる限り毎日、スマホかPCでGoogle ドキュメントに書いています。(移動中に手抜きで書けるように)
日記を書くことは、自分の感情を観察したり、頭の中でなんとなく思っていることを文章として書き出す作業。
言語化も、他者の目線を気にせずに自分に素直になることも苦手な自分にとっては、自らに正直なメッセージを送る訓練になっています。
もっというと、弱かったり理想的ではない自分をそこに置いておくことなのかもしれないです。
・ああ、なんであの時あんな言い方したんだろう。
・正直、あのことに納得がいかない。
・うわー、めちゃめちゃ嬉しかった。
・自分の改善策、具体的にこれやろうぜ。
日々ちょっとした時によぎる気持ちは、すぐに忘れてしまう。そのふわふわした気持ちを、綿あめを巻き取るような感じで絡め取って、残す。それによってその瞬間の気持ちを固定し、あとで観察できるようにする。
日記のほかにも、ランニングと筋トレも、もっとぐうたらだったけど、続けることができました。完全にまだまだだけど、ほんのり出た成果に喜びを感じるのも大切だよね笑
共通するのは、遠い先にある理想との距離感に絶望するのではなく、進歩した歩みを体感すること。それによって少し自分を許してあげる。
長く続けるために、手を抜くのではなく、力を抜くことも覚えていこう。
完璧ではなくても、続けられたことから得られる自信もある。
怠惰な継続の喜びを今年も味わっていこう。
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