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6月もホップワーク!釜石シーウェイブスの選手もホップ作業を体験

6月8、9日の週末に、遠野市内のホップ畑で農作業を体験するイベント「ホップワーク」が開催されました。
ラグビーの「日本製鉄釜石シーウェイブス」の選手やスタッフのみなさんにもお越しいただき、両日とも多くの方にホップに親しんでいただきました。
5月に続いて参加した方もいて、わずか3週間ほどで大きく伸びたホップの成長ぶりに驚いていました。

8日の作業は、「カイコガネ」という品種の側枝切りやつる下げ。収穫量を増やす大事な工程です。
【ホップ栽培通信】伸びたホップのつるを引き下げる!?「つる下げ」|ニュース|TONO Japan Hop Country

側枝を切る釜石シーウェイブスの河野良太選手と伊藤大輝選手。農作業もチームプレイ!

ホップ農家の西舘さんが「胸の高さより下の側枝は切り落としてください」と説明すると、この日は「人によってだいぶ高さが違うけど、大丈夫ですか?」と質問も。
身長193cmのチームスタッフもいたので、納得の指摘でした。

スタッフからホップの生態や栽培行程に関する説明を受けながら、和気あいあいとした雰囲気で作業が進み、「意外と夢中になっちゃうね」と熱中する人もいました。
休憩時間には、昨年収穫したホップの毬花が披露され、「ビールの香りがする!」と驚く参加者もいました。

ビールの原料となる毬花の香りをかぐ坂下功正総監督

河野選手と伊藤選手は「ビールの原料ができる過程を知れて、良い経験になりました。こんな風につくっているんだと意外でした」と感想を話していました。

9日は、ムラカミセブンという品種の下葉処理を体験していただきました。
腰より低い位置に生い茂った下葉を切り落とすことで、害虫や病気がつくのを防ぐ作業です。

作業中、ホップの毬花ができる前に咲く「毛花」を見つけて、写真を撮影する方もいました。

ホップの毛花
毛花を撮影する参加者

ホップ農家の西舘さんは「みなさんが楽しそうにホップに親しむ姿に癒されました。ぜひ毎年遊びに来てください」と呼びかけていました。
ホップ畑で作業を終えた皆さんは、いつもより3割増しでおいしいビールを味わったことでしょう。

東京や北海道などの遠方からも参加していただきました

多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。
今後の企画にもご参加をお待ちしています。
遠野ホップカレッジ【ホップハイキング2024】開催のお知らせ|遠野アグリサポート (note.com)