つぶやく。

佐藤可士和展に行ってきましたー。というのもこれは昨日のお話になりますが、まぁ他の美術展などに比べると(当たり前ではありますが)既視感ばかりが先に立ち、特に新鮮味もなく「佐藤可士和がいかに賢く偉大か」というのが知りたい人にはこれ以上ないものかもしれません。有名なロゴデザインなどを多く手掛ける有名な方なので「あ、これも佐藤可士和なのか!」みたいに楽しむこともできるでしょうが、本来美術展に足を運ぶ人というのは美術に関心がある人で、佐藤可士和という名前を意識している人はデザインに関心を持つ人が多いはずです。訪れる人の多くは「知ってる知ってる、ホエー、こんな展示の仕方するのね」みたいに楽しむのが関の山かなと思います。日清のCMを流しているコーナーはカラーリングが凝っていて個人的にはよかったですが、佐藤可士和の本を参考書としている人にとっては特に面白みが薄かったように感じます。

我ながら酷評なのも、美術展として赴いたということも理由の一つ。自分にも責任はあるのです。ですが、なんでしょう。

コレジャナイ感。

他の美術展とは違いデザインなのでお金のにおいもかなり強め。戦略家として威力偵察という方向性は需要の一つでしょうか。いやー、ネットで何でも調べがつく今においてはそんなこともありませんかね。美術展に行き慣れている人にとってはものすごく功績を自慢されいる感じにさいなまれると思います。

建物はきれいだし、飾り方もユーモアがありましたし。勉強になったことには間違いないのですが。

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