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やっぱりね 会いたいんだよ 恋とか 愛とか で、なく あなたの落とす その言葉が愛おしく ただ 生まれてくれて ありがとう この 同じ時代に
人はどうして 錯覚したり するのだろう
あなたはおやすみと言うけれど 私はまだ眠れない
今日の色は何色ですか あなたの こころは何処ですか 台風一過の空の下 わたしの心はくすんでる 好きでなく むろん 嫌いでなく あなたが 笑っていればいい … … という、 たぶん強がりの話
ほら もう また 好きに 理屈を捏ねてる
やるせない夜に救われるのは マニュアル通りの笑顔だったりする どこへ行っても同じメニューだったりする 泣き叫ぶことはできても そこに何の意味もないことを知っている インスタのいいねに何の意味もないことも snsの蔓延るこの世界は 幸せですか
わたしの 居場所が ふわふわ、と
誰か つぶやきでもいい ゾクっとするような 美しい言葉を 吐いてくれ
無防備だね と 連れていくよ は 好きな人にだけ言え おとこどもよ
梅干しが食べたくなって 1ヶ月ぶりにごはんを炊いた 走り出したかった 泣き叫びたかった 春の雨の中を 真っ白い湯気の中を 梅干しのすっぱさで
恋の終わりは あまりにもあっけなく 夜の夢から醒めるみたいに うつらうつらの中から 唐突に それは 呆気なくも 清々しい 愛と恋の違いは そういうことかもしれない
大寒 覆い被さるような 白くて厚い空 しんと静かで すんと冷たく 昼間なのに 夜みたい 寂しいようで 落ち着く 足早に 家にかけこみ ストーブを点け 湯を沸かし あたたかい 珈琲を淹れよう あたまを 真っ白で 埋め尽くす その快感よ
美しいものを 見れば見るほど 会いたいなと 浮かぶ
あぁ わたし 傷ついてたんだって 気づいてなかったよ
