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そうか、セミリタイアの途中なんだ…と気づいたあの日

あーーーもぅやだー!!撤退するぞーーー
生きているために働くはずが
いつの間にか
働くために生きているような
そんな数年を過ごし
心の底から出てきた言葉。
2020年3月、私は退職しました。

そして、起業セミナーに申し込み
顧客獲得のため、いいね毎日100回する目標に挫折。
リモートワークに活路を見出すも
ヒトと雑談がしにくい環境に慣れず卒業。

やってみないと分からない性分ゆえ
試行を重ね、今は残業のない通勤スタイルの内勤に就いています。

ここでは、いいと思わないのにいいねを繰り返さなくても
業務はありますし
冗談や雑談ができる時間もたまにあり
適度な刺激と笑いを得ながら仕事ができています。

非正規社員なので働ける期間が上限○年と決まっていますが
異動や”なんでもござれ”な業務もほぼなく
土日で仕事を思い出すことも皆無で
まさにストレスフリーな状態です。

葛藤はあったぞ、それなりに

今、こうして振り返っていますが
葛藤はそれなりにありました。1年ほど。

1)収入
4割減りました。少しオーバーにいえば半分です。

2)役割感
あぁ、そこまで期待されてないのかなと思うことはあります。
当初はそれが寂しかった。
「何でも屋はもうヤダー!」って思っていたのに
そうでなくなったら寂しくなるって、勝手すぎますネ。
でも事実起こりました。

3)帰属意識
役割感とリンクしているのですが、
長くて○年までの雇用と決まっているので
「いてもあと●年か」が常につきまといます。
正社員で構成される組合の、熱い要求を
冷ややかに眺めている自分がいます。
「わたしたち」と思わなくなっています。

これらのことがきっかけとなり
グルグル考えることが幾度となくありましたが

・・・結果、落ち着きましたね。

収入が4割減ったってやっていけてるし
そこまで期待されてないなら過度に頑張らずにすむし
帰属意識は抱けなくなくても感謝は持てるし

それでええやん

て思うようになりました。


そしたら身軽に自由に(なった気がする)

2020年3月退職当時に書き出していた「嫌なことリスト」
今の働き方は、ほぼ回避に成功していました。
仕事から離れられる休日は
本当にありがたい。
ステップ踏んじゃいますね。

そして次第にさらなる欲求が湧き出てきました。
現在カレンダー通りのフルタイム勤務ですが
週休2日から週休3日の働き方を目指したいな…と。

土日以外にもう一日平日の休みがあると
今年休をもらって平日に行っている
受診付き添いや自分の受診に追われにくくなります。
町内会の役員の仕事も余裕をもって進められます。
(特に金融機関の窓口業務が必要なこと!)

実家にちょっと寄ってお茶をする時間も
実家のかたづけの手伝いの時間も
今より持てそうですね。

そんな風に考えるようになりました。
2020年に退職するまでは、考えてもみなかった
心境の変化です。

これって、セミリタイア行の車窓から見える光景なのかも

と気づいてから、
車窓から見える景色の変化も
気持ちの変化も
どれどれ?と楽しむようになりました。

多分、完全リタイアはしません。
収入が途絶えるのは不安ですし
社会といい具合に接点が持てるのが
私にとっては仕事なので。

あと、起業してブイブイ稼ぐぞ!とも
思っていません。
企業や自営は、私の身の丈をかなり超えていると
起業セミナー受講中のトライアル挫折で思い知りました。

どこかに雇っていただけたら
そう願っています。

そのためにも
働ける体調・気持ちとお肌のハリは
保っていきたいものです。


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