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学び・成長する職場であるためには?

校内研推進委員会で来年度のことについて話し合った。
来年度は発表がない。
発表が終わって今までやっていたことがゼロになると言うのは、校内研あるある。

それは嫌だよね。と言いつつもそうなってしまうのが学校の実態である。
では、それが起きないようにするためにはどうしたら良いのだろうと僕の中で考えた。

そのために大事なことは
「やり方を引き継ぐのではなく、あり方を引き継ぐこと」
なのではないだろうか。
今回の3年研究の満足度は職員の中で高いと感じている。
特に推進委員のメンバーからは
「研究をして良かった。」
「発表して良かった。」
と口にしているメンバーがほとんどだ。

今回の校内研で何に満足感を得ているのか。
きっとそれは何かのやり方がうまくいったからとかそういったものではなく、自分自身の教師あり方に達成感を感じているのからだと思う。
きっと、「学び・成長した自分たち」に達成感を感じたのだと思う。

だとしたら、「学び・成長する教師」というあり方を目指すことを来年度引き入れいけるようにしたらどうかと考えている。
そのあり方を最上位目標に置き、そのビジョンを目指すために、今年度のうちに決めていたほうが良い事は何か。また来年度になってから決めた方が良い事は何か。
それを考え、校内研をデザインしていきたい。

また、推進委員以外の方の考えも知りたかったので、会議が終わった後に組んでいる先生に僕が考えている来年度の校内研デザインについて聞いてもらった。

その方は
「正直私は省エネでやりたいから、それだとまたお客さんになっちゃう気がするなぁ」
と言ってくれた。

全体で校内研のあり方について考える会議をみんなでするのはどうかと提案すると、
「そういう会議があったらちゃんと建前を言うよ。そこは本音は言わない気がする。」
とも言ってくれた。

これが本音だよな。
とても貴重な意見だと思う。
どうしても前に進めたい人たちだけで話すと、このようなことを考えている人のことを無視して進んでしまう。
モチベーションを上げることに何かのスイッチが必要な人はいる。
むしろ、そういう考え方がマジョリティ。

その方は、
「ちょっと考えてみるよ。自分のモチベーションがどうしたら上がるのか。どんな時に上がるのか。そしたらまた話すね。」
言ってくれた。

学び・成長する職場はどのようにしたらつくれるのか。
色んな人の話を聞きながら思考錯誤しきたい。

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