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問い合わせの人の特徴

数年前の事。

本社への資料請求の問い合わせがあった。
この場合、近隣の支社へ振り分けられる。

少しイレギュラーな問い合わせの人であった。
会う営業マンの希望があったのだ。

10年以上勤務の営業。
MDRTの資格がある事。
FPの資格のある事。

と言う希望だった。

この手の問い合わせはあまり見かけない。と言うより初めてだ。

支社の中で俺が面談する事になった。

会うのは基本、その人の職場、支社に来てもらう、自宅と言う決まりがある。

ファミレス等で会うのはお断りしている。
問い合わせの人の場合、素性を確認しなければならないと言う第一次選択がある。

お客様の紹介であれば素性は確認出来ているのでこのような事はまずしない。

そして支社に来てもらう事になった。
IT関連のSEの仕事をしているらしい。
名刺は必ず、交換する。

詳細は省くが、プランを提示する。
そして、出てきた言葉、こちらから、また連絡します。

まず、来ないだろう。

雑談で出てきたのは、他社でも同じ条件でこれから会う予定のようだった。

同じ設計で他社に俺が提案した設計書を見せて、プランを比較するのだろう。

最終的には人で選ぶと言う感じの人ではない気がした。
同じような内容ならば、保険料が安くて解約返戻金とかを比較していくのだろう。

そして、この人とはその後、会う事はなかった(笑)
既に名前も忘れている。思い出す必要もないが(笑)
他社で契約したのか?またはまだ色々、調べて検討しているのか?
やはり下手に、にわか知識が付いた人とは俺は相性は合わないのだと実感した出来事であった。

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