生きるぼくら/原田マハ
こんにちは今日は2022.10.23(日)
最近読んでた本
生きるぼくら/原田マハ
徳間文庫より
原田マハさん、初めて読みました
名前も知らなかったんですが
私の大好きなバンド
The Songbardsの上野皓平くん
彼は本が好き
このnoteでも読書感想文を載せてます
彼の紹介した中に原田マハさんの
「楽園のカンバス」がありました
最初はそれを買うつもりで本屋さんへ
お目当ての本はなかったんですが
その時目についたのがこの本
他にもあったけど、何故でしょう
自然とこれを手に取りました
背表紙を読んで即決、買いました
原田マハさんのお話は
キネマの神様、総理の夫など
映画化されてるようです
私が知らないだけでした😅
なるほど、本を読んで納得
素敵な感性で心にしっくりきます
このお話は家族の話
血のつながりを超えた家族の話
そして、人と人のつながりの話
人はひとりでは生きれない
そしてまた
「人」以外とも一緒に生きている
米作りを通した壮大な話
読み終わった私の率直な感想です
本当は米作りを通して
主人公の成長を描いた
というお話だと思いますが
私には米作りよりも
「人と人」が強く表現されてる
読んでいて改めて大切な人を思い出す
読み終わると気持ちがすっきりする
洗い流されたような
それでいて、ユーモアがあって
どこかのお店や電車で読んでても
「ふふ」とつい声を出して笑ってしまう
そんなお話でした
ネタバレしないよう書きたいと思います
興味を持った方はぜひ買って読んでね
主人公、麻生人生(あそうじんせい)
最初は彼の葛藤や苦悩、成長の話
そう思いましたが、それだけではなく
読み初めは母の立場として
途中、人生のおばあちゃんが出てきて
私の息子は25歳
結婚して孫ができたらおばあちゃん
いつでもありえる☝️
なので、おばあちゃんの立場として
でも読み進めて行くと
私は麻生人生になっていました
自分と主人公を重ねてお話は進む
私の頭の中で想像と妄想でお話は進む
引きこもりだった人生が
あることをきっかけに蓼科へ
そこで出会い経験したこと
人生の人生に大きな影響を与えました
蓼科にはおばあちゃんがいるのですが
子供の頃に遊びにきていた時とは
状況が違っていました
子供の頃は守ってもらう存在
今度は自分が守る存在へ
物理的に言えばそうですが
精神的にはやはり守られている
おばあちゃんとは偉大です
小学生の私を思い出しました
夏休みの半分は岡山のおばあちゃんち
母は私を連れて岡山へ
仕事があるので翌日に帰ります
夏休み後半に迎えにきてくれる
毎年そうでした
あの頃を思い出す
一緒に畑へ行き草引きや収穫をし
近所にお裾分けに行きました
いつもおばあちゃんと一緒でした
私は子供の頃からピーマン好きで
周りの友達が「苦くて嫌い」
と言ってる意味がわからない
とれたての美味しいピーマン
みずみずしくて青くてジューシー
その味自体が美味しいのです🫑
わかります?
おばあちゃんの畑のおかげなんです
話がそれました😅戻ります
麻生人生はおばあちゃんを通して
母に甘えていたこと
何かに挑むこと
誰かと何かと生きること
たくさんのことを気づかされた
教えられたのではなく自ら気がついた
そう思いました
だからこそ
苦手で絶対に無理だと思うことを
克服したんだと思う
詳しく書くとネタバレになります
ぜひ読んでほしい!
私の妄想は読みながら続いてます
家族や親戚を何度も思い出していると
もし映画化されるなら挿入歌は
眞名子 新(まなこ あらた)
彼の歌う「リビング」という曲
近くにいるからこその言葉や
何気ない家族の風景を曲にしていて
聴いてて共感
でも歌詞の端々に愛おしさを感じる
改まって言わないけど愛を感じる
離れてるけど、そばにいてる感がある
絶対にこれだと思いました
人生が大切な人を思うシーン
スクリーンには大切な人が映し出される
そこにこの曲、いい。とてもいい。
本を読み、曲を聴き、想像してほしい
他にもいい曲はたくさんあるでしょう
でも私はこれがぴったりだと思う
まぁ…私の願望と妄想ですけどね
原田マハさんが私のnoteなんて
読んでくれるわけもないしね 笑
このお話には少しだけ恋愛要素もある
照れくささMAXの恋愛
なんか、わかる。
日本人だな。て感じ☺️
どこまでも優しくて愛おしくて
背中を押してくれるわけではないけど
前へ進もう、と思わせてくれるお話
原田マハさん
他の本も読んでみようと思います
あ、でも次読むの決めてるんです
山崎ナオコーラさん
これもほぼ一目惚れの衝動買い
本当は「男と点と線」
を買う予定で本屋さんへ
冒頭にも書いた皓平くんの紹介本
なかったよね。。。売り切れかなぁ
人気あるのかなぁ
読書の秋ですね🍁
読んでくれた方ありがとうございます
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