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大量消費されている音楽のうちは、コロナに負ける。

夏休み最終日。昨日は、youtubeで、ライジングサンに参戦。たとえ、こんな形でも、参戦。

Facebookの「思い出」には、ここ数日RSRのことばかりが出てきて、あらためて今年開催されないことを思い知らされていた。
写真も、去年のだ。

でも、youtubeでRSR20が開催されることに。嬉しい。
ボクにとって、年越しはライジングサンだから、今年も、いつものようにこのオンラインで年越しにした。
これで、1回目からの開催から皆勤になる。

「一年間がんばりました」
そして、
「新しい一年も、健康で良い年でありますように」

RSR20は、いろんなライブアクトが見られて、おもしろかったんだけど、真夜中に、怒髪天の増子くんと、BRAHMANのTOSHI-LOWと、SUPER BEAVERの渋谷龍太と、大学の先生で、フェスの経済について討論会が本当におもしろかった。

渋谷くんがステージとは違う側面を見せていたのも、いい感じだったけれど、増子くんとTOSHI-LOWの話がめちゃめちゃ考えさせられた。

TOSHI-LOWがこんな感じのことを言っていた。

コロナが終息したところで、もうみんなが(感染するかもと)疑い出しちゃったことで、密になるライブを望まない人が出てくるんじゃないか(コロナ前は通っていたとしても)。
でも、配信でカバーできると思わない。目の前で見るものに勝るものはない。それがどんなに時代遅れだろうが、そこにこだわる自分がいる。

そして、この言葉。

配信のように、簡単に音楽が手に入ったり、簡単にフェスに行けたりするよような、大量消費されている音楽のうちは、コロナに負ける。
それ以上に音楽が大事だと思っている人たちが世の中にいる。いるなら、PCの画面の中から出ていく必要がある。

増子くんは、こんな感じの話だった。

バンドを続けていくかどうかということも考えなくちゃならなくなる。
商売じゃないとできないやつは、もういなくなる。
バイトしてでもやるやつじゃないと残らない。それでもやりたいと思うやつじゃないと残らない。

ボクの仕事、やっていることにもつなげて考えていた。

今日のアルバム。今日見たライブの中じゃ、やっぱり一番だったな。
札幌の誇り。THA BLUE HERB。

「やらなかったこと
 やりたかったこととも言うだろう
 あなたが人生においてやらなかったことだよ
 あなたがやり残したこととは何だい?」





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