子どもたちにとって、○年生としての一年は、後にも先にも、この一年だけだ。

ボクは、もうこの仕事のゴールが見えてきているけれど、それでも、今担当している学年は、これから先も、もつかもしれない。
若い先生なら、なおさらのこと、今担当している学年は、この先ももつ可能性が高い。

つまり、ボクらは、この一年でやろうとしたことを何度かやり直しができるということだ。しかも、○年生という枠組みを外せは、毎年学級づくりもやり直しできるという考え方もできる。

でも、子どもたちにとって、○年生としての一年は、後にも先にも、この一年しかない。このことは絶対に大事にしなきゃならないと、ずっと思っていた。

もちろん完ぺきな関わりなんてできない。
だから、一年が終わって、反省や後悔をたくさんする。すまないなという思いと一緒に。
そして、この失敗や後悔をまた背負って一年を始めていく。次に担当するクラスの時に、前年(前回)の反省や後悔をいかしていくことが、せめてもの罪滅ぼしのような気持ちで。

今、コロナ禍で、子どもたちはいろいろなことが制限され、削除され、変更され続けている。後にも先にも、この一年しかない一年が。

そんな中で、どんなことをしたらよいのだろう。どんなことができるのだろう。どんなことを考えればよいのだろう。ずっと考えてる。

今日のアルバム。
このアルバムも曲もホントよく聞いたな。久しぶりに聞いた。



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