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「GIGA」時代の強者と弱者

昨年、学校が休校になって、オランインの授業を模索した時、職場でも、もちろんこの話題が挙がった。

その中で、「パソコンさえも、上手く使えない私たちは、もうこれから必要なくなるのかな・・・」というような発言をしていた先生たちがいた。

その言葉に、その思いにとてもショックを受けた。

そうか。オンラインを推し進めることは大事だけれど、推し進めようとしている人たちは、この状況の中では強者なんだ。
職場にいるこうした方たちの思いもしっかり受け止めて、この視点をもってこそ、子どもたちの中にも、生まれてくるだろうオンラインの「強者」と「弱者」に対応していけるんじゃないかと思った。

「強者」は、自分が「強者」であることに気がつきにくい。
気がつきにくいから、その論理で進めてしまうことに違和感をもたない。
違和感をもたないから、その影にある見えない想いにアクセスできない。
自戒を込めて…。

でも、そこにある想いを知ることで、「GIGA」「ICT」環境を支える大切なところがわかるんじゃないかな。

今日のアルバム。
明日、この歌で、道徳の授業をする。

「ただ自分が倒れないように
 ただ自分が立って歩くのを
 ただ自分が轢かれないように
 ただ自分になってゆくのを」

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