弁護士 利根川竜一

東京都港区の弁護士。不動産問題の法律相談、トラブルシューティングを主にやっています。不動産屋さん向けの法律コラムを投稿しています。ご依頼・ご相談はこちらから(法人限定)⇒ https://www.tonegawa-law.com/

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最近の記事

意外に知らない?賃貸借の更新料のお話

1 はじめに皆さん、こんにちは。弁護士の利根川です。 今日は、賃貸借契約の更新料のお話をしたいと思います。 更新料は、私が弁護士業務をしている中において、不動産業者の方から、意外にご質問が多いテーマの一つです。 賃貸オーナーの方の立場からすると、更新料も貴重な賃貸収入となりますので、更新時に請求できないということが生じないようにポイントを押さえておきましょう。 2 更新料とは?‐実は法律では決まりはないんです更新料は、賃貸借契約の期間が満了し、契約が更新される場合に賃借人

    • しっかり押さえる! 重要事項説明のお話ーその3

      1 はじめに皆さん、こんにちは。 弁護士の利根川です。 今日も、前回に引き続き、不動産の重要事項説明のお話です。 今回は、不動産売買・仲介で最もトラブルになりやすい、取引物件の物理的な契約不適合(瑕疵)についての説明義務について、ポイントを解説したいと思います。 具体的な例としては、建物でいえば、雨漏りや躯体の傾斜、腐食や白蟻被害、強度不足などがありますし、土地でいえば土壌汚染や廃棄物の埋設などがありますね。 これらの物理的な瑕疵について、不動産仲介業者はどのような説明

      • しっかり押さえる! 重要事項説明のお話-その2

        1 はじめに皆さん、こんにちは。不動産弁護士の利根川です。 今日も、前回に引き続き、不動産の重要事項説明についてのお話です。 (前回の記事はコチラ↓) https://note.com/tonegawa0701/n/nbc78466e5162 今回は、重要事項説明の説明義務違反があった場合のリスクの具体的な内容についてご説明します。 2 宅建業法上の処分リスク宅建業者が重要事項説明の義務(宅建業法35条1項)違反した場合、指示処分、業務停止処分の対象となり、情状が特に

        • しっかり押さえる! 重要事項説明のお話‐その1

          1 はじめに皆さん、こんにちは、弁護士の利根川です。 さて、今日は、宅建業者の皆さんが日々携わる、宅建業法の重要事項についてのお話をしたいと思います。 重要事項説明は、不動産売買や仲介などの取引において、宅建業者が負う非常に重い職務責任です。 そのため、重要事項説明に誤りがあったりすると、大きな賠償責任を負うリスクがあります。 ですので、リスクマネジメントとしては、まずは、重要事項説明で何を説明しなければならないかをきちんと把握し、リスクを予見した上で、個別案件ごとに説明

          自己紹介とご挨拶

          ご挨拶こんにちは、弁護士の利根川竜一(とねがわりゅういち)と申します。 東京都港区西新橋のロイヤルナイト法律事務所で弁護士をしています。 埼玉県比企郡小川町という田舎の出身です。(実家が小売り酒屋を営んでいたりします。弁護士にならなければ五代目店長になる予定でした…笑)。 2020年1月に第一子(長男)が誕生し、現在、育児に奮闘中です。 趣味は、フルコンタクト空手(新極真会)の道場に通っており、週1~2回、道場で汗を流しています。33歳にて偶然、空手に出会い、ドはまりしま