花束みたいな恋をした
暇をもてあまして、どこかで日記でも書こうかと外に出た。財布を忘れたことに気がついて、まあ散歩でも、と歩きだしたのだが、足の向くまま電車に乗ってしまった、行くかどうか迷っていた映画を観にテアトル新宿へ。
花束みたいな恋をした
二人の出会ういきさつは別として、ただただ淡い現実が転がっていた、ようにわたしにはみえた
社会に出て変わりゆく人生観は真っ当そのものだったし、理解しながらも同じものを共有したいという学生気分にも大いに共感した、
はじめから別れは必然であって、4年という期間の美しさ、枯れゆく花の美しさをぎゅっと詰めこんだ花束みたいな恋。
二人の間に嘘がなくて綺麗に終わった。後腐れなく。
いい恋愛を追体験させてもらった、いい映画だった。恋を全うした二人に拍手を送りたくなった。
なんだかひさびさに外で感情移入して、電車に乗って帰宅した、ライブ帰りみたいな感覚。
休日のひとり映画も良いな