おかん留学/留学あるある失敗談(中高年用)
学校にスリッパのまま登校しちゃう
海外で暮らすと家の中も靴で過ごすことになります。でもそれはどうにもこうにも慣れないので、家にいるときはスリッパに履き替えて生活をしています。
それをすっかり忘れて、スリッパのまま学校に行ったことが何度かあり…。登校の途中、自分がいぐさのスリッパで道を歩いていることにハッと気づいて、慌てて家に帰るハメに。そして授業は少し遅刻。
先生に「どうしたの?」と聞かれるから、「間違えてスリッパで学校に来てしまったので靴をとりに帰っていました」と説明。これを何度もしてしまうからお恥ずかしい。「again?」と言われる始末。てへぺろ!
自動ドアが反応してくれない
自動ドアの前に立っても扉が開きません。「ん?このドア壊れてる?」と思って、ジャンプ。上のセンサーが反応してないのかな?と思って、センサーに向かって手を振ります。私がやってもだめ、日本人の友達がやってもだめ、なんでだろう?と思っていたら、通りすがりの外国人がやってきたので、場所を譲ると・・・・普通にドアが開く。なぜ?
ちなみに私は155cm、日本人の友達は152cm。通り過ぎた美人の外国人は推定170cm。
この子達は何をしているのかしら?という表情で通りすがりにクスっと笑われた気がする(涙)。
私たちは何に見えたのか?
スペインの美術館に行った時の話。日本人3人で行きました。「チケット3枚」と言ったら、3人で15€でした。なんか安い気がするなーと思いながら、チケット代を支払って、チケットを受け取ったら・・・、それはまさかの子供料金でした。
私48歳、日本人の友達は39歳と36歳。
足したら100歳は超えるはずのチルドレン3人組は子供料金で美術館を堪能しました。
そういえば、その時、バレンシアを案内してくれた元クラスメートにこんなことを言われました。私たち日本人は「へーー」「うわーーー」「すごーーい」というリアクションが大きいらしく、「君たちはミニオンみたいだ」って。
これかよ!
ストロングとストレンジは紙一重
夜な夜な朝まで飲みにいっている友達に「あなたは強いね(お酒が)」とメッセージを送ったつもりが…
あ、「あなたはとても変だね」と送っていました。
英語はむずいなー(まだこのレベル)。ま、変な人だからヨシとしよう。
全く違う料理が届く
海外旅行をしたことのある人ならまぁみんなやってしまう失敗。海外のメニューは写真がなくて文字だけだからいまいちよくわからない。これなら大丈夫かな?と恐る恐る注文すると予想と違うものがよく届きます。それを「これもいい経験」と思って食べることになります。
豚肉のソテーみたいなのを頼んだつもりが、どでかい豚肉の骨つき肉みたいなのが届きました。その骨は「はじめ人間ギャートルズ」に出てくるような太さ。骨の太さは3cm以上。トムとジェリーの犬がよくくわえていたあの骨の太さでした。大腿骨かな?こんな太い骨は日本で見たことないレベルです。当然食べ切れるわけもなく、2人でシェアしても6割以上、残ってしまいました。なぜあれが一人分なのかが意味不明。
↑わかりにくいけど、奥にあるお肉料理
でもこれだけはしっかりと伝わります。ビールを頼む時の「チスク、パイント!」チスクは(マルタのメジャーなビール)、パイント(でかいやつ)です。日本でいう「とりあえず、ナマ(生ビール)」みたいなもんです。
英語力が思った以上に伸びない
あるあるかどうかはわからないけど、これが最大の失敗と感じていることです。マルタ留学してもうすぐ半年。そのうち1ヶ月くらい海外旅行しちゃっているので、実質的に学校で学んでいるのは5ヶ月くらいです。5ヶ月勉強してもたいして成長していません。まだまだ聞き取れない事ばかりだし、なんて言えばいいかわからなかったり、ちゃんと伝わらなかったり、ま、これは想定内といえば想定内なんですが(だから留学期間は1年間で申し込んだ)。
とはいえ、48歳での留学はやっぱり遅かったなと感じています。私より若い周りの人たちはどんどん覚えて成長していきます。それに比べ、私はというと、いまだに「??????」という表情をすることがたくさん。年のせいなのか、私が本当にアホなのか。マジで凹みます。
だから思うのは、留学したいなと少しでも思うなら、一歳でも若いうちにすることをお勧めします。自分のアホさ加減にはつくづくガックリきています。
考えてみれば私は趣味のソフトボールを始めるのも遅かったんです。子供の小学校のPTA活動(ママさんソフト)で35歳から始めました。だからこれまた始めたのが遅かった。だから10年以上ソフトボールをやっていても永遠の初心者レベルでした。中には中学や高校の部活でやっていたという人もいるので、そういう人は50歳すぎてても上手なんです。やっぱり若いうちにやっておくことで体・脳が覚えているんですね。なんでも吸収できる若い時に色々やっておくことの大切さを感じます。
そうは言っても、あと半年。どこまで成長できるか!!step by stepで頑張るしかないです。おかん留学、そんな甘くないなと実感しています。
私のスタート時を知っている人は私の成長をとても喜んでくれるのですが、本当に(ソフトボールも英語も)始めるのが遅かったなと思っています。でも明日より今日の方が若いのでやるしかないっす!