
おかん、南米に行く④(ペルー)
コロンビアで2週間楽しんだ後、コロンビアの友達らに別れを告げ、今度はペルーに向かいました。コロンビアからペルーは飛行機で3時間ちょい。
私が行った7月のペルーは冬でした(コロンビアには四季がないけど、ペルーにはあるっぽい)。
リマに到着
ペルー旅行は、私の日本人の友達も合流しました。マチュピチュに行くのが一生の夢だと言っていたので誘いました。一足先についた日本人の友達とペルー人の友達がリマ空港まで迎えに来てくれました(いつも至れり尽くせりの私)。
久しぶりの再会にまた熱い抱擁。マルタで一緒だった友達が本当にペルーにいる!って感じでまたまた感動します。
ペルー人の友達は外科医の女医。超美人で優しくてダンスが上手で英語も上手で悪いところはどこだ?と思うくらいパーフェクトな友達です。しかも33歳で若い。いいのか?こんなおばちゃんと遊んでいてと思うくらいです。そのほかにペルー人の男友達2人とも会うことができました。
ちなみに私の海外の友達はほとんどが30代です。30代前半の友達が半数を占めています。私より20歳近く年下の友達ばかりです。私はその若者のエキスを吸って自分も若い人気分になっています。
リマでは女医の友達の家に泊めてもらいました。家にはお手伝いさんがいました(やっぱり金持ちだった)。4泊して思ったんだけど、お手伝いさんといっても家族ですね。縦社会は一切なく、最初は「兄弟かな?似てないけど」って思うくらいでした。
リマという街
リマは都会です。海岸沿いに崖があって、なんともきれいな街並み。高層ビルがたくさんあって、モダンな建物がたくさんあります。エリアによって、モダンエリア、トラディショナルなエリアと別れていると言っていました。ここからは高級エリア、ここからはチープなエリアと説明してもらいながらドライブしました。その時の運転は、コロンビア同様にクレイジーです。いつも優しい女医の友達が豹変してしまったのではないか?と思うくらいの男勝りのハンドルさばきで強引に割り込んだり、逆走しながら走ったり・・・マリオカートにまたまた乗っている気分でした。




その後、クスコに移動

クスコは3400mくらいの標高にある町です。クスコ空港に着いて、さっそく、あれ?片方の耳が痛いなと思いました。キタ~これが高山病ね!って感じです。日本の病院でもらったダイアモックスという高山病の薬をさっそく飲みました。
そしてホテルに行くと、ロビーにコカ茶が置いてあります。それを飲むと高山病が和らぎリラックスできるそうです。コカ茶にコカキャンディ、コカの葉っぱを口の中に入れて噛む・・・これが高山では必須のようです。
ちなみにコカはコカインからできているそうです😱
え!マジ?そうなの?いいの?やばくない?と思ったけど、どうやら合法の量らしいです(たぶんね)よく知らないけど。
コカ茶は普通の紅茶の味です。コカキャンディは紅茶の飴ちゃんって感じ。コカの葉っぱはただの道端にあるような葉っぱを噛んでる感じでした。
クスコに滞在してマチュピチュなど行きます。マチュピチュだけでなく、5100mあるレインボーマウンテンという山にも登りました。この山は以前はずっと雪で覆われていたけど地球温暖化のせいで雪が解けて、そしたらこんな美しい山だったという場所です。富士山にも登ったことのない私がいきなり5000mの山に登ったのです。




にしても、ペルーはアルパカやラマがいて本当にかわいいです。羊の牧場かと思ったらアルパカの牧場でした。

アルパカと写真をとり、アルパカのマフラーや手袋を買い、アルパカのステーキを食べました(ごめんね)。

念願のマチュピチュへ
死ぬまでに言っておきたかったマチュピチュ。クスコから電車とバスを乗り継いで行きました。2時間半くらいかかります。行き方は複雑だったけど、私は友達にただついていくだけです。道中もペルー人の友達はしょーもないちょっかいを出して、常に私を楽しませてくれてくれました。ラテン人っぽい。



マチュピチュを肉眼で見れたときは、ありきたりの感想で申し訳ないのですがシンプルに「おおおおお!!!!ネットで見るやつが目の前にある!!」って感じです。そしてラマは人間にかなりなついています(笑)。




マチュピチュの近くにはマチュピチュみたいな険しい山がたくさんあって、日本の山とは全然違って、自分の知っている世界は本当に小さな世界で、世界はスケールが違うと感じました。
今回、南米に行くのは人生で初めてでした。南米は、場所も文化も食べ物も考え方も何もかもが真逆でした。なにより南米は危険という偏見は持ってはいけないなとも思いました。ラテン人は本当に優しい。愉快。温かい。フレンドリー。そしてかっこいいです。
