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犬とはここが違う猫の散歩

雨が上がった昼下がり、今日もニャンズの散歩に出ました。
猫は水が嫌いといわれているけれど、大雨でない限り、ニャンズは元気に散歩します。

ちょっとした小雨なんてへっちゃらですが、傘はNG。
円形の化け物が襲ってくるとでも思うのか、どうも傘は苦手です。

犬の散歩の違のは
歩くコースはほぼ決まっていて、お気に入りの場所もあるけれど
人間の歩きやすい歩道ばかりは歩いてくれない。
途中に自転車が置いてあったりすると、遠回りをするし
お気にいりの場所に到着したら、そこら辺を行ったり来たり。

テリトリーがあって、その中を昨日と同じかどうかパトロール。
虫や雀、ハトを探してぐるぐる歩くか、じっと待つ。
時にはベンチで日向ぼっこ。

ワンちゃんは散歩を純粋に楽しんでいるんでしょうが、
猫は散歩をしながら、追っかける相手を探している

だから公園の中をぐるりと一周、はい、お散歩終了とはいかず
ニャンズが飽きるまで、下手をするとエンドレスなんてことも。

まだまだハトを観察していたかった猫は、抱き上げると、うにゃうにゃビービー文句を言い始め、被っているキャップのツバに手を掛けて引っ張り降ろし、私は前が見えずに立ち止まる、なんてこともしばしば。

そして一番違う点、
それはなんといっても木登り!
猫は気になる、そして登りやすい木があれば、木登りをする。

塀にも登る。

だけどどうやら降りるのは苦手みたい。
高い所まで登って落ちても、降りられなくなっても大変。
リードが枝に絡まって動けなくなるのも心配なので、高さ制限ありです。

高い所からの眺めはいいようで、とても楽しそうです。

ニャンズのお気にいりは桜の木。
幹の皮がゴツゴツしていて爪がひっかかりやすく、枝ぶりの形が登りやすいみたいです。
登れるかどうか、下から見上げて目測してからトライ。
少々高いと思った時は、助走をつけたりして、人間の高飛びと同じです。

登りにくいのは、もみじや楓。
何度かトライしましたが、途中で滑り落ちました。
幹の皮はツルツルすべすべしていて、爪がひっかからないみたい。
爪を切っているせいもあるでしょう。
柳も木も、枝が細いのでダメみたい。

日向ぼっこや風に吹かれてのんびり休んでいるのも大好きで
それを始めると、ややしばらくは動きません。

ワンちゃんと似ているのは、こちらの歩くペースに合わせて歩くこと。
止まれと言えばこちらをじっと見て止まり、待てと言えば待ってくれる。
あっちに行こうと指差せば、そちらに歩き、リードで方向を指示することも、歩くのを止めることもできる。
それがニャンズの散歩です。







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