夕陽の丘から青い夜空へ #リライト金曜トワイライト

いまどこに　祭りの香とあなたと星と
僕はここに　飛べ紙ヒコーキ

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こちらの企画に参加しています。

お題となる6作品からNo.2『淡く”青く”小さく”マシュマロ”のように柔らかい』を選び、リライトしてみました。

青い夜と、マシュマロのような彼女の髪の匂い、音楽業界の賑やかさ。
星の輝きを見据えて離れていく彼女と、立ち続ける僕。どこかへ飛んで行った紙飛行機。

五感に訴えかける描写が印象的で、詩のような一編だと感じました。

短歌にしたのは、この文章全体に流れるメロディーが「文字数を削るとさらに際立つのでは」と思ったからです。小説の匂い立つような色気と大人ならではの寂しさを、34音にぎゅっと濃縮してみました。