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あきやあさみ著「一年3セットの服で生きる「制服化」という最高の方法」
あきやあさみ著「一年3セットの服で生きる「制服化」という最高の方法」読了。
noteでファッション系の記事を読んでると、かなりの頻度で「自問自答」している方々に遭遇し、その方々がおすすめしているのが著者のあきやさんの記事でした。
本書はあきやさんの初の書籍ということで、興味深く拝読しました。
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■自分のファッションの段階を知る
1 必要だから着る
2 着心地、洗える、長持ちする服がいい
3 みんなと同じ、ダサいと思われたくない
4 おしゃれ、素敵と言われたい
5 自分を表現したい
この本は、5を目指す人のための本かな?
私の現在地は、3と4の間くらいかな…。
■自分のファッションの取説をつくる
1 ブランディング
なりたい姿を表現する
2 キャラクター
好きなものを身につける
3 外見との調和
似合うもので魅力を引き出す
4 トレンド
旬を生きる
5 TPO
信頼感がある人になる
6 機能
心地よく過ごす
私は、ファッションは外見と調和していればいいのでは…と漠然と思っていましたが(パーソナルカラーはおすすめ!)、本書を読んで、なりたい姿(どんなふうに生きたいか、どんな人でありたいか)を深堀し、それにファッション(外見)を合わせていくのも確かに大事だな~と気づきました。
自分がありたい姿でいれば、他人からもそう扱われる。(詐欺師は、これを悪用してます⚠︎)
「類は友を呼ぶ」とも言うし、属したい世界に馴染む服装をしていれば、背景も合ってくるのかもしれません。
著者はフリーランスのスタイリストとして活動していくうえで、「どんなスタイリストなのか?」をファッションで表現したことで「競合との差別化・集客」につながったそうなので、「ファッションの制服化」はフリーで働く人には特に必要な考え方かもしれません。
タレントさんでも、いつも同じ服装の人もいますね。覚えられやすいのかな。
片づけのこんまりさんは、黒髪ロングで膝丈フレアスカートが定番。「ときめき」を大事にするこんまりさんだから、片づけのお仕事も「作業着」ではなくときめくお洋服でやってるんですよね。
黒柳徹子さんの玉ねぎヘア。
著者のように、「本当に同じ服3セット」で過ごすのは一般人には難易度が高いですが(社会生活的に死ぬ…)、「自分の型」を決めれば、買うのも着るのも楽になりそうです。
「もし自分をタレント化させるなら、どうプロデュースしようか?」という視点になるのかな?イメージに合わない髪型や服装は選ばなくなる。
Perfumeが以前、「行動する時はPerfumeとして期待される行動か?を考える」のようなことを言ってたんですよね。
Perfumeの「コンセプト」にコミットしている3人。
(perfumeの動画は中毒性があるので、久しぶりにまた聴き始めてしまった。)
あーちゃんは膝丈スカート、のっちはショートパンツ、かしゆかはミニスカートが制服。各々の魅力を引き立てていて、「同じ服」を着せなかった人が凄いと思う。
モデルのSHIHOさんも、「SHIHOならどうするか?」という視点がある、と何かで仰っていて。
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私たちは「社会に合わせて生きる」のが苦痛すぎて、「ありのままの自分」でいたいと願いますが、「自分の理想(コンセプト)に合わせて自分を作る」のは、悪いことではない。
何かとお騒がせの沢尻エリカさんの場合は、会社が創った「コンセプト」に違和感があったんでしょうね。
「仕事」として割り切れればよかったのかなと思うけど、彼女は「正直な人」なんだと思った。
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TOSHIを洗脳したカルトは、「ビジュアル系のXJAPANは悪、ありのままのあなたでいい」と言って、TOSHIの心を掴んだ。
洗脳されて、メイクを落として地味になってた時期のTOSHIさんも悪くはなかったけど、XJAPANの時の輝きはありませんでした。
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この本は、社会に合わせるのではない、「自分」の延長線上にある理想の「コンセプト」を考えて、そう在るための指南書。
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perfumeのこの曲も好きなので、置いておきます☺