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デスクにコップがいっぱいある人たち|会話ログ#21

 作業中に飲み物を飲みすぎて、デスクにコップがいっぱいになってしまう人同士の対談です。

『隣の席のふたり』
日々の思ったこと、楽しかったこと、挑戦してみたことを、仲良しのふたり【osi = デザインする人】【しづむ = 漫画を描く人】が話します。(毎週水曜日更新)


デスクにコップがいっぱいある人たち|会話ログ#21

音声版はこちら↓


osi:
わたし、作業してるときにポテチ食べるんだけど。

しづむ:
うん。

osi:
……作業してるときに、ポテチ食べたいときがあるんだけど。

しづむ:
うん。完全に毎回食べてる感じだったね。びっくりした。

osi:
PC使うときってけっこう両手使ってるじゃない? ポテチを食べると毎回手を拭かなきゃいけないわけじゃない。だから、全自動でポテチを口に運んでくれる「ポテチ輸送機」みたいなものがあればいいなぁ〜、って最近考えてた。

しづむ:
なるほどね。でも口開けてないときにガッ! ガッ! ってポテチ押し付けられたら困らない?

osi:
そう、だから様子をうかがってくれるの。あ、来たなと思ったらまずわたしが口を開けるんよ。すると入れてくれる。そんくらいだったらできそうじゃない? ルンバとかあるし。

しづむ:
そうかな。

osi:
あと、わたしが作業してるところからキッチンが遠いのよ。わたしってめちゃくちゃ「飲む」のね。コーヒーとかを。毎回キッチンに行くのがだるいから、部屋に蛇口がついててそこからコーヒーが出るようになったらいいなって考えてた。

しづむ:
それはわかる。年に一回くらい本当にコーヒーサーバー的なものを部屋に置きたくなる瞬間がある。でかくて邪魔だから自分ちには置きたくないけど。

osi:
作業してる部屋に欲しいの、そういうのが……。自分の隣に置きたいのよね。

しづむ:
水筒は使ってないの?

osi:
水筒もすぐなくなるの。

しづむ:
飲みすぎ(笑) スポーツしてる子たちが使うでっかい水筒あるじゃん、あれ使えばいいじゃん。

osi:
そんくらいするべきかな。でもそうなると、めっちゃトイレに行きたくなるから……どっちにしろ席を立つ回数は変わらなくなる気がする。

しづむ:
じゃあ別に今バランス取れてるんじゃん。

osi:
そうだね。

しづむ:
でも、作業中の飲み物食べ物問題ってあるよね。

osi:
そう。あるよね。

しづむ:
でもわたしはポテチ食べながら作業できないわ。ずっとポテチにかかりっきりになんない?

osi:
わたしもできてないわ。ポテチってちょっとずつ食べるもんじゃないよね。ピストルが鳴ったらゴールまで一直線になっちゃう。じゃあいらないか、「ポテチ輸送機」。

しづむ:
じゃあまあ、ポテチを食べ終わってから作業をするしかない。

osi:
ポテチ時間を作るしかない……?

しづむ:
ああいいじゃん、ポテチタイム。60分作業したら5分間ポテチを食べなきゃいけない時間になる。

osi:
なるほどね。

しづむ:
あとさ、飲み物族だと分かってくれるかもしれないんだけど……デスクの上にコップいっぱいにならない? 複数のコップ置いちゃわない?

osi:
わかる。わかるー。

しづむ:
わかってくれたか。

osi:
朝、まずバニラ黒豆茶(この記事でosiが紹介してたやつ)入れるじゃん。それはそのまま置いておくでしょ? で、その次にコーヒーも入れちゃう。わかる。今も机の上に2個あるもん。

しづむ:
わたしはさっきなおしたから今1個だよ。あ、「なおす」って方言なんだっけ? さっきしまったから1個。普通に、朝になっても昨日のものが置いてあるとかある……。

osi:
いやぁー……わかる。洗っちゃってんのよ。洗い物したあとに飲んじゃうと置きっぱなしになっちゃうよね。

しづむ:
そして次の日に「コップあるなぁ」って思いながら別の飲み物を入れてくる。……これもウォーターサーバーがあれば解決するわけ?

osi:
それはしないんじゃない?(笑) そんなすべてをウォーターサーバーに託しちゃいけないんじゃない? 

しづむ:
直飲みするしかなくなる。

osi:
直飲みといえば、わたしあれに憧れたな。いや、憧れてはないか。『アルプスの少女ハイジ』でペーターがヤギのお乳を直飲みするやつ。

しづむ:
え……憧れたの? それに。

osi:
いや、それは語弊があったけど。こんなことやるんだ! って思った。びっくりしたよね、あれ。

しづむ:
やんないと思うよ。ペーターだけでしょ。


しづむ:
「コップいっぱい問題」。

osi:
マジであるあるじゃない? それ。……ずぼらなだけかなぁ。

しづむ:
我々だけの可能性はある。

osi:
いや、いるいるいる。

しづむ:
ほんとう? あ、そういえばさ、わたしすでにコースターが2個デスクに置いてあって。

osi:
え? 受け入れ態勢があるってこと?

しづむ:
2個入りのやつを買っちゃったからそのまま2個ならべて置いてあるの。だからもうわたし、2個はコップを置く気でいるのよ。無意識に。

自己紹介回で自分の作業環境を描いたときのイラストを見てみると……
2個描いてあった

osi:
そこからだめじゃん。

しづむ:
だめなんだよ。なんとかしてよ。

osi:
わたしに言われましても……じゃあ捨ててください。

しづむ:
いやーん、でもかわいいコースターなのよ。

osi:
じゃあ、わたしにください。

しづむ:
なるほどね。でもどうせその横に普通に置くんでしょ? バニラ黒豆茶。

osi:
まあね。

しづむ:
みんなはコップ何個置いてますか? アンケート取りたい。

osi:
みんな1個だよ、絶対。


 みなさんのデスクにはコップはいくつありますか……? ずぼらだな、と思ってもどうぞ見捨てないでください。この記事を編集しているわたしの手元には水とコーヒーが半分ずつ置いてあります。

 ではまた来週にお会いしましょう。

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