メインの二人よりサブキャラの恋路が気になってしまう|会話ログ#27
osi:
もう6月……。日々があっという間すぎて、あっという間に死ぬ気がしてきた。どうしよう。
しづむ:
やだ〜〜〜〜!!
韓国ドラマを見始めたタイミングがたまたま重なっていたふたり。ちょうどふたりとも別々のドラマを見終えてロスの渦中だったので、必然的にドラマの話になりました。
デザインする人
osi
韓国料理を友人とふたりで食べに行って「めっちゃ食べようね!」と意気込んでいたのにたくさん頼めなかったのが悔しくて、次の週に人数を四人に増やしてもう一度行った。
お気に入りのドラマ「女神降臨」を見終えて絶賛ロスの最中。ロスが加速し、ドラマのメイキングの動画を見たりしている。
漫画を描く人
しづむ
最近家族とふたりで韓国ドラマを見始めた初心者。
ドラマ「トッケビ」を見終えて絶賛ロスの最中。うっかりネタバレをしたくないのと、単純に説明力がなさすぎるためosiには「よかったわ〜」しか言えない。
【音声版】メインの二人よりサブキャラの恋路が気になってしまう|会話ログ#27
しづむ:
恋愛がテーマのドラマを見て思ったことが一個あるんだけど……メインの二人以外に脇役のキャラ同士でカップルになったりするじゃん? サブのカップルっていいよね。
osi:
はいはいはい。
しづむ:
でも、そのサブのカップルの二人がメインの二人として描かれてたら、こんなに好きにはならなかったんだろうな、っていうのはあるんだよね。メインになってしまったらその二人の旨味が損なわれてしまったかもしれない。
osi:
添えられているからこそいい、ってこと?
しづむ:
そう。わたしはこれをサブカップルのジレンマと呼んでいます。──ってさ、最近お風呂入りながらそんなことを考えてたんだよね。
osi:
それってメインのふたりの友達のカップルってことだよね? 結局そこがくっつくのね、みたいなカップルね。
しづむ:
そうそう。ヒロイン(ヒーロー)を奪い合うライバルだったり、応援してくれる友達だったり。
osi:
なるほどね。添えられてるのがいいってことだけど、でも、ドラマを「見終わった〜!」って後に『●●(サブキャラ)の場合』みたいな、サブのカップルに焦点があたってる番外編があるときあるでしょ? あれはしづむさんはどう思うんですか?
しづむ:
それはとてもありがたいですけど。
osi:
(笑)それはありがて〜ってなるわけね。でも確かに、いいなと思うドラマって脇役もよかったときのほうが多いかも。
しづむ:
でしょ? わたしが最近見たドラマ『愛の不時着』とか『トッケビ』はサブのカップルがすごくよかったんよね。
osi:
なるほど! 脇役カップルのふたりも主人公たちの行方を見守ってる立場なことが多いじゃん? だから視聴者はサブカップルに親近感が湧くんじゃない? ドラマの本筋の横を流れる私たち──という点で「ナカマ!」みたいな。だからよりその二人を好きになれるんじゃない?
しづむ:
なるほどね〜! サブカップルがなぜいいか、わたしが考えたのは……「本筋のふたり以上に結末がどうなるかわからないふたりだから」好きになるのかもな〜と思ったんだよね。
osi:
ほう。
しづむ:
本筋のふたりは結ばれるだろうなとか、見てておおかた想像がつくじゃない? でも脇役のふたりは結末がわからない。ハッピーエンドの大団円の一部として結ばれることもあるし、メインのふたりとは命運を分けてしまって結ばれない悲劇的な恋に終わることもあるから。どっちにいくかわからない。
osi:
物語の中で脇役カップルについてはあまり言及されないこともあるもんね。
osi:
韓国ドラマっていいなって思ったのがさ──もちろん日本のドラマも大好きなんだけど、俳優さんも女優さんも知っちゃってるしイメージもあるから、どんな役をしていてもどこかで「ああ、石原さとみだな」「綾瀬はるかだな」って思っちゃうところはあるんだよね。でも韓国ドラマってほとんど見たことなかったから、その人たちが実際にやっているような、存在しているように感じるんよね。漫画を読んでるみたいに。
しづむ:
感情移入しやすいよね。
osi:
そうそうそう! そこがよかったな〜。
しづむ:
日本のドラマだとその俳優さんがこういう役をしているという楽しみ方ができるけど、それとはまた違うよさだよね。ストーリーそのままにのめり込める感じ。
osi:
だからさ〜……そのドラマでのふたりが好きすぎて、別のドラマで他の人とやってるのを見たら「何で!?」って許せないかもしれない(笑)最初に見たふたりに愛着があるから……。
見ていたドラマはそれぞれ違ったのですが、ロスの「空気」はふたりで共有できました。
もう少しロスに浸ったら、新しい出会いを求めてまた別のドラマの世界に旅立ちたいと思います!
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