カオナシ

転びやすいなあ、と思っていたら「右足の靭帯が緩んでいますね」とお医者さんにいわれました

カオナシ

転びやすいなあ、と思っていたら「右足の靭帯が緩んでいますね」とお医者さんにいわれました

最近の記事

チキンにも意地にも効く、その鶏のレシピ。

「ホントに、チキンなんだから。」 例えば、100円ショップに行って目当てのものが見つからない時。 例えば、来週火曜日は祝日で、児童センターがやっているかわからない時。 「置き場所がわからないなら、店員さんに、自分で聞きなさい。」 「やっている日がわからないなら、児童センターに、自分で電話をかけなさい。」 そう言われる度、「そんな事するくらいだったら、別にいい。」と顔を歪ませ不貞腐れる娘に、母はいつもため息をついて、娘を「チキン」と呼んだ。 件の娘、両手で数えても何本か

    • ひとりだって七草粥はつくるよ

      さっきまでサバを絞めていたせいで、折角お風呂に入ったのに両手に心なしか米酢の匂いが残ってる気がする。にんにく切った後も、どんなに手を入念に洗っても似たような感覚に襲われるのだけど、これって皆そうなんだろうか。 とりあえず、2020年を振り返る代わりに今日noteを書こうと決めていたので、ちょっと寒いリビングで気にせずにパソコンをパチパチしていく。 七草粥、たべます? 今日、そう。1月7日。七草粥の日。 だけど、ネットニュースとかスーパーの流れてくる音声に対して、実際に七草

      • いただきますは最高の合言葉だ

        ほぼ一人暮らしが始まって数日。 家事、とりわけ料理をしている間、わたしの肩に小さなペンギンが乗るようになった。 正確に言えば、西武線のキャラクターにもなっている、怠惰な人間のどんな動きさえも肯定してくれる某ペンギンのように「作っただけでえらい!」「お浸し??こんなに美味いもの作れるなんてえらい!」と心のなかで唱えるようになったということになる。 どうか、ここまで読んでくださった私の知り合いの方々、頭おかしくなっちゃった?そんなファンシーキャラだっけ?なんて思わないでほしい

        • ミカンに目一杯のワルをこめて

          「なあ、お前が人生の中でした、一番悪いことってなに?」 ええと、それは。 夜の校舎の窓ガラス割りまくり大会開いた的なアレですか。 それとも、二階から飛び降りて腰を抜かしました的なアレ? けど窓ガラス割ったら器物破損で紛うことなき犯罪だし、べつに二階から飛び降りて自分で怪我するぶんにはただの遊びでは。 .   .   .     わるいって、なんだ。 親譲りの無鉄砲でもないし、かといって静かな優等生にもなれなかった自分。頼むからそんなこと聞かないでほしい。 だけど

          ローマの路は何処(後編)

          パロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロパロ。。。。。聞き慣れない、暴走族かと突っ込みたくなるようなけたたましいサイレンの音。 あまりの激痛で朦朧とした意識の中にいたわたしの頭に、一瞬「死」という言葉がよぎった

          ローマの路は何処(後編)

          ローマの路は何処(前編)

          ディズニーって、凄まじい。。。。。 時は2019年3月末日。 猛烈な吐き気と腹痛を必死に抑えながら、美しきヴェネツィアの街に流れる水路の上に揺られ、そんなしょうもない感想を抱いていた。 「ながらスマホ」で船を漕ぐボーダー服のマッチョなゴンドラ乗りと、遠目は綺麗でも近くで見るとボロボロの建物たち。 夢の国、ではなく、人々が生活として観光産業をしているまちなんだn、 、、、吐いた。 この美しき水路を汚すまいと踏みとどまっていたが、ゴンドラを下車した瞬間、限界が来てしま

          ローマの路は何処(前編)

          日記、つけられる派?つけられない派?

          圧倒的、後者。 しかしそんなわたしも、20年弱、長いとも短いとも言い切れない年月の中で一時期だけ、日記というものを継続して書いていた時期がある。 その日記が最近、実家の大掃除のさなかでダイナミックに姿を表したので紹介したい。(机の上部に重ねていたファイルをずらすと私の頭上に直撃し、紙が散乱し、発見されるという痛々しくも運命的な再会であった) 「5行日記」 …この紙が大量に入っているファイルを見つけた瞬間からうすうす、うすうすは気づいてはいたものの、実に、しょうもない内

          日記、つけられる派?つけられない派?