見出し画像

川本三郎×平川克美「たっぷり!小津安二郎」〜小津と東京、反戦、ロケ地〜(動画)



開催時のフライヤー

2014年春、小津映画のロケ地研究グループ 「隣町探偵団」平川克美、駒場徹郎、伊坂義夫) により隣町珈琲は誕生しました。

あれから10年、隣町珈琲は街の片隅の喫茶店として、また街のちょっとした文化の拠点として、一度の移転を経験しながら営業を重ねてきました。

今回、隣町珈琲誕生10周年記念企画として隣町珈琲誕生のきっかけとなった、小津安二郎監督の サイレント映画の名作『大人の見る繪本 生れてはみたけれど』(英題:I was born, but)の上映と、映画評論家・川本三郎さんをお招きしての トークイベント「たっぷり!小津安二郎 ~小津の 東京、反戦、ロケ地~」、またグラフィックデザイナーのインシー長井雅子さんによる小津作品の海外向けポスター展を開催します。 隣町珈琲の誕生の物語を辿りながら、小津安二郎 監督の永遠の名作の魅力に触れることができる企画です。皆様是非お越しください。

今回スペシャルトークイベントとして、評論家の川本三郎さんをお招きして「たっぷり!小津安二郎 ~小津の 東京、反戦、ロケ地~」と題してさまざまな角度から小津作品について店主・平川克美と語り合っていただきます。


★出演者プロフィール★

●川本三郎(かわもと・さぶろう)
評論家。1944年東京生まれ。東京大学法学部卒業。91年『大正幻影』でサントリー学芸賞、97年『荷風と東京』で読売文学賞、2003年『林芙美子の昭和』で毎日出版文化賞、桑原武夫学芸賞、12年『白秋望景』で伊藤整文学賞を受賞。本書のもととなった連載「映画を見ればわかること」では、キネマ旬報読者賞を九回受賞している。評論、エッセイ、小説、翻訳などの著書多数。


●平川克美(ひらかわ・かつみ)
文筆家、「隣町珈琲」店主。
1950年、東京・蒲田の町工場に生まれる。早稲田大学理工学部機械工学科卒業後、翻訳を主業務とするアーバン・トランスレーションを設立。1999年、シリコンバレーのBusiness Cafe Inc.の設立に参加。2014年、東京・荏原中延に喫茶店「隣町珈琲」をオープン。
最新刊に『ひとが詩人になるとき』(ミツイパブリッシング)。
そのほかの著書に『小商いのすすめ』『「消費」をやめる』『21世紀の楕円幻想論』(いずれもミシマ社)、『移行期的混乱』(ちくま文庫)、『俺に似たひと』(医学書院)、『株式会社の世界史』(東洋経済新報社)、『共有地をつくる』(ミシマ社)、『「答えは出さない」という見識』(夜間飛行)など多数ある。


(本イベントは2024年10月14日(月•祝)に隣町珈琲で開催されました。)


イベントの様子

※こちらの動画コンテンツは「隣町珈琲の本棚」の有料プランに入るとご覧いただけます。



ここから先は

15字

マルプラン(公開から6ヶ月以内のコンテンツ見放題プラン)

¥2,500 / 月
このメンバーシップの詳細

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?