今や世界を席巻しつつある日本のマンガ・アニメ。
その影響は中東や西洋イスラーム世界にも確実に浸透しています。
「なぜイエメンのフーシー派は『ワンピース』に憧れて海賊になったのか?」「なぜ西洋のムスリムの若者の間で『鬼滅の刃』が流行っているのか?」…
西洋リベラリズム体制が揺らぎ、中東のイスラム学者の権威が没落しつつあるといわれる中、今日本のサブカルはイスラム世界で若者を惹きつけ続けています。
世界分断の時代にあって、実は日本のマンガは、西洋・イスラム・日本をつなぐ唯一の「世界教養」となりつつあると言えます。
今回日本のマンガとイスラームの修行文化を比較した『スーフィズムとは何か』(集英社新書)の著者、山本直輝さんと、日本初のイスラム政治ラノベ『俺の妹がカリフなわけがない!』(晶文社)の著者にしてイスラム学者である中田考さんが、「文明の再編」時代における日本発の人文学とマンガ、アニメ(サブカル)の可能性について語り合います。
ぜひお越しください!
★出演者プロフィール★
(本講座は2024年9月6日(金)に隣町珈琲にて開催されました。)
※こちらの動画コンテンツは「隣町珈琲の本棚」の有料プランに入るとご覧いただけます。