#59 世界に一つの686羽鶴
昨年の3月から週に一度、家から3キロ程離れたところにある
「Casa de Apóio à Criança」
という場所へ夫婦で通っていました。
そこは、近くに大きな病院の無い田舎からサンパウロの病院に、小児がんなどの治療で来ている子供たちとその保護者への支援(滞在場所、滞在中の学校教育、食事、病院への送迎等)を目的としたボランティア施設です。
今年の4月頃からコロナ禍で訪れる事が難しくなり、何かできることはないかとずっと二人で考えていました。
そんな時、
ふと思いついたものが“千羽鶴”でした。
結果、途中で紙が足りなくなってしまい
千羽には到達できませんでしたが・・・
一羽一羽、子供たちの健康と幸せを願い、
心込めて折らせてもらった “686羽鶴”。
本日無事にお渡しすることができました!
子供たちに会うことは叶いませんでしたが、日本の折り紙文化や鶴に込めた祈りにとても感激して喜んで下さり、私達も幸せいっぱいです。
今回の共同作業を通して、夫婦で真剣に何かに取り組むことは二人の絆をグッと深めてくれるということにも気づけました。
まだまだ始まったばかりの夫婦生活、これからもお互いをサポートし合い感謝し合いながら一緒にいろんな挑戦をしていきたいです(*^^*)
*おしまい*