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「君たちはどう生きるか」吉野源三郎
こんばんは、となカエです。
ジブリ最新作「君たちはどう生きるか」
謎のベールに包まれたまま、2023年7月14日に映画が公開され、話題になってましたね。
映画より先に、まずは小説読もうと思って手に取りました。
コミカライズもされてるので、小説が苦手な方はそっちを読んでもいいかも。
作品概要
著者がコペル君の精神的成長に託して語り伝えようとしたものは何か。それは、人生いかに生くべきかと問うとき、常にその問いが社会科学的認識とは何かという問題と切り離すことなく問われねばならぬ、というメッセージであった。
あだ名の由来
主人公は思春期真っ只中の少年コペル君(15歳)。
あだ名「コペル」の由来は、「ニコラウス・コペルニクス」。
天動説が当たり前である時代に、《地動説》を説いた人。
コペル君が、コペルニクスのように広い視野で物事をとらえた事に感動したコペル君のおじさんが、その出来事を忘れないようにとあだ名をつけた。
感想
1937年の刊行から長く愛読されている本。
とっても道徳的。
コペル君の学校・友人を中心としたお話となっています。
コペル君のおじさんが今で言う《メンター》的な役割をしているので、コペル君がその時に感じたことや行き詰ったときに、心理状態を深堀りして導いてくれる。
自分ばかりを中心にして物事を判断していくと、世の中の本当のこともついに知ることはできない。大きな真理はそういう人の目にはついには映らないのだ。
最初の方に出てくるおじさんの言葉ですが、印象的です。
コペル君のお父さんは亡くなってて、おじさんがその代わりをしているのか、よく登場します。
時代背景的に、まだ貧富の差はあるが、不快感はなかったです。
教養・友情・いじめ・喧嘩・勇気・挫折などなど、10代少年が体験し、乗り越えていく姿はどの時代も変わりませんし、色褪せません。
途中で出てくる【たい焼き】が、美味しそうで食べたくなる。
まとめ
【長年愛されてる作品】は、落ち着きますね。
安心感があります。
読み終わってから、ジブリの情報検索をしてみました。
この書籍と内容全く違うみたいです。
どうりで読み進めても、ジブリポスターのような動物がでてこないなと思いました。
映画は近々観に行く予定。
小説がどのように活かされているのか楽しみです。
関連書籍・商品
一時話題になってたので、ご存じの方も多いと思いますが、
天動説・地動説関係で、ぜひこの漫画も読んでほしい。
全8巻で完結してます。
そして小説を読んで、たい焼きが食べたくなったらこちら↓↓
米粉のたい焼き、いいですよね。
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