仲良くなりたくて…夏。
保護猫カフェの預かりボランティアをすることになりまして。
預かり猫さんと私とビビリ兄弟猫の様子を記録していくブログとなっております。
2期生ー47日目
『猫は好きじゃないって言ってるでしょ。』
まずは下の動画をご覧ください。
動画が見れない場合、あるいは、動画は見ませんという方のために説明しますと。
私が毎日投稿しているインスタグラムの動画になります。
約1m程の所に預かり猫さんとビビリ兄がいまして。
その間に私がいまして。
交互に撮影をした動画に、私が勝手にアテレコをしたものになります。
なんとなくこんなこと言ってそう。
という私の妄想なんですが。
人間の私には慣れてきて、触らせてくれるようになった預かり猫さんですが。
今まで12年間、猫と暮らしたことはなかったということで、猫が好きではないようです。
ビビリ兄弟は、預かり猫さんに触れることはもちろん、近くにいることも許してもらえません。
1m弱位が、文句は言われるけど、許可されている距離となります。
今のところ。
日々、その距離を縮めるべく挑戦を続けているビビリ兄弟には、本当に頭が下がります。
ありがとうございます。
ビビリ弟は、ノリとか勢いでパッと近づいて、ガーッと怒られるタイプ。
ねーなんでいつも怒られちゃうんだろう。
と、
私の所に慰めてもらいにくるのが可愛いです。
ビビリ兄は、相手の様子を見ながらそーっと近づいたり、実際の距離を縮めるには心の距離を縮めよう、という感じで。
ガーッと怒られることはないけど、ブツブツ文句を言われるタイプ。
兄弟なのに性格の違いが面白い。
私だったらどっちのアプローチがいいかなー。
若い頃は勢いで来られるのも嫌じゃなかったけど、歳をとってきたら気づいたらいつもそばにいた、みたいな方がいいかなー。
預かり猫さんはどうなのかなー。
2期生ー48日目
『べつに。』
猫が好きじゃない預かり猫さんですが。
怒られても言い返したり、猫パンチしたりしないビビリ兄弟のことを、
そんなに危険な存在ではない
と理解してきたようで。
ビビリ兄弟の近くを通り過ぎたり、自由に部屋の中を行動するようになりました。
なので、
今日は初めて、私のトイレを覗きにきました。
ひとり暮らしだし、ビビリ兄弟がニャルソックしに来てくれるので、いつもドアを開けっ放しで入っています。
私のことストーカーしてます?
それって好きってことですかねー。
ちょっと来てみただけよ。
調子にのらないで。
はい、ちょっと文句言われました。
初めての場所に興味津々で、目が真ん丸になってるの、可愛い。
いつもトイレにスマホを持っていくわけではないんですが、この時はたまたま持っていて良かったー。
さて、話は変わりまして。
ビビリ弟が自分のトイレをほとんど使わなくなりました。
ビビリ弟のトイレといえば、最近新しくしたばかり。
これまでよりも広くなったおかげか、端っこにしていたオシッコを、真ん中でするようになって。
いい感じだなーと思っていたんですが。
最近はシートをチェックしても、明らかにオシッコが少ないのです。
さては他のトイレを使ってるな。
とは思っていました。
そしてついに、証拠写真の撮影に成功しました。
預かり猫さんのトイレを使ってました。
なぜ?
その砂が好きなの?
ウンチは自分のトイレでするのはなぜ?
他所様のトイレでウンチをするのは申し訳ないとか思うの?
うん、この砂気持ちいいから好きー。
あと、僕のニオイに慣れてもらおうかなーっていう、仲良し作戦なんだけど、どうかなー。
ウンチは自分のトイレで落ち着いてしたいっていうか。
臭くて嫌われたらやだし。
そ、そうですか。
あなた1期生の時にトイレ使われて怒ってなかったっけ?
作戦変更した方がいいと思うんだけど。
あの砂が良かったら、ビビリ兄のトイレが同じ砂だから使ってみてはどうでしょう。
そっかー。
わかったー。
本当にわかってくれたのか、この記事を書いている現在、預かり猫さんのトイレを使うことはほとんどなくなって。
ビビリ兄のトイレと自分のトイレの二刀流となっております。
ウンチは必ず自分のトイレで。
べつに。
預かり猫さんがケージの最上段にいる時に、ビビリ弟がトイレを使っても、別に文句言ってなかったなー。
見えなきゃいいのかな?
音でトイレ使ってるのバレバレだと思うんだけど。
ニオイもするだろうし。
ケージの外では、自分からビビリ兄弟の近くに寝っ転がったくせに、少しすると、
なんでそこにいるのよー!
って、文句言ったり。
ビビリ兄弟から近寄って来られるのは完全拒否だったり。
預かり猫さんの「べつに」と「嫌」の基準、難しい。
2期生ー49日目
『プライベートなんでやめてください。』
ふとケージを見ると、預かり猫さんがグルーミングをしていて。
座り方がとっても可愛かったので。
動画を撮らせてもらおうと、スマホをケージの隙間からお邪魔させていただきます。
速攻で怒られました。
前はケージにスマホをお邪魔させても怒らなかったのに。
ケージの外では撫でたり、ブラッシングしたり、仲良し度を更新中なのに。
カメラを向けても怒らないのに。
ケージの中の撮影はNGですか?
ケージの中でも仲良くしたいなーと思って手を入れたり、掃除とかで手を入れるのも、すぐ怒られてしまいます。
外で仲良くなった分、中のバリアが強化されてるんですけど。
なぜ?
なわばりってやつですか?
外では気を使う分、自分だけの場所では邪魔されずにリラックスしたい気持ち、凄いわかる。
私も自分だけの空間と時間がないと生きていけないです。
お邪魔して申し訳ありませんでした。
2期生ー50日目
『今日はそんな気分だったのよ。』
この日は預かり猫さんと大接近の日でした。
まずはビビリ弟。
ケージから出ようとする預かり猫さんですが、ケージのすぐ前で伸びているビビリ弟を確認。
どうしようか少し迷ったけど、すーっと出てきて。
少し離れた所に寝っ転がるのが通常なんですが。
この日は出てきてすぐに、
今日はここでいいわ。
よっこらしょ。
という感じで落ち着かれまして。
つまり、ビビリ弟のすぐ近く。
預かり猫さんの尻尾とビビリ弟のお腹との距離、5cm。
写真でもわかるように、ビビリ弟が少し動けば触れる距離。
ですが、ビビリなので。
まったく動きません。
預かり猫さんの方は尻尾の先が時々ピコピコ動くので、ビビリ弟を意識してるみたいです。
長い時間に感じましたが、たぶん1分くらい。
すると、緊張に耐えられなくなったビビリ弟が、
そーっと起き上がって、
そーっと立ち上がって、
そーっと離れていきました。
ビビリ弟、可愛すぎる。
次はビビリ兄。
ケージの前で私に撫でられていたビビリ兄の近くに、預かり猫さんが寝っ転がりました。
その距離、約20cm。
お近づきになっていいってことかな?
では、失礼して。
預かり猫さんの尻尾の先に、ちょん。
速攻で怒られました。
悲しそうな表情で私をチラリと見て。
キャットタワーに登って行って。
頂上から預かり猫さんのことを見つめていました。
ビビリ兄も可愛いなー。
さて、お次は私。
数日前のトイレへのストーカーに続き、初めてお風呂にストーカーしに来てくれました。
浴室には入らないで、入り口でキョロキョロして去ってしまいました。
が、
確実に私のこと気にしてくれてますよね。
べつにあなたに興味があって来たわけじゃないから。
という顔をされました。
たまたまこの日のこの時は近くに行ってみようかな。の気分だったようで。
これ以降、ビビリ兄弟とこんなに大接近することはないです。
三毛猫さんは気まぐれだっていうし。
またそんな気分になって欲しいなー。
その時にはビビリ弟、がんばれー!
あとがき?
歳をとると時が経つのがどんどん早くなって。
もう8月が終わってしまいました。
本当に31日もあった?ってくらい。
ただただ毎日暑くて、預かり猫さんの撮影をして、インスタをあげて、noteの記事を書くのに追われて。
たまに仕事やらボランティアやらをして。
ホントにあっという間でした。
時間が経つのが早く感じるのは、刺激が少ない、単調な過ごし方をしているから。
らしいです。
確かに。
同じような日を過ごしていました。
このまま気がついたら年末で、年越して、また1つ歳をとって。
と、今までだったらなんとなく過ごしてしまうところですが。
来年の今頃には、起業して、ねこひげ集会所をオープンして、夢をスタートさせるという目標があるので。
9月からは本格的に動き出そうと考えています。
今はまだ動き出すための準備をしているところ。
苦手な新しい世界や人間関係に飛び込んで行く、勇気を充電しているところ。
単調じゃない、刺激的な日が増えていくのかな。
ドキドキ。