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ハッピーエンドっていつ?

ハッピーエンドの物語が好きだ。

正しい人が紆余曲折ありながらも、
最後は笑顔になる・・

そして悪いことをした人は逃げても隠れても、
最後は悪事が暴かれて、ちゃんと正しく裁かれる・・

そんなハッピーエンドが大好きだ。


言うなれば、水戸黄門・暴れん坊将軍・銭形平次・遠山の金さん・・など、
だいたい一話完結の時代劇が好きだ。

(必殺仕事人はちょっと怖くて、あんまり観たことがない。)


だけどこの現実の世界に、
ハッピーエンドってどのぐらいあるんだろう?

本当に清く正しく生きて、いろんな困難に耐えて努力をして、
最後の最後にはそれが報われて幸せだって思える人って、
どのくらいいるんだろう?


そもそもハッピーエンドってなんだろう?


恋愛の場合、好きな人ができて想いが届いて恋人になって、
結婚したらハッピーエンドになる・・と独身の頃は思っていた。

だけど人生はそこからがまた始まりで、
子どもができたらできたで大変だし、
子どもができなかったらそれはそれで大変だったし、
結局いつがハッピーエンドなのか分からない。


スピッツの「スピカ」という曲に、こんな歌詞がある。

幸せは途切れながらも
続くのです

スピッツ「スピカ」


人生は生きている限り続いていく。

きっと、ずーっと幸せと感じて生きられる人はあんまりいないし、
ずーっと不幸な人だっていないんじゃないだろうか?


私がこの世から去るまでの生きている間に、
私はどれだけの幸せを感じられるだろう?


努力は必ずしも報われるとは限らない。

私の進む先に、何が降ってくるかも分からないし、
何が落ちているかも分からない。

もしかしたら私自身が落ちる可能性もある。


だけど自分を信じて生きていけば、
たとえこの先が辛いことばかりだったとしても、
きっと何かしらの報いはあると思う。

きっと大丈夫。


そうでも思わないと、やってられない。



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