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幸せを創り、いつも心の片隅に

幸せを”創る”方法についてはこれまで書いてきた通りですが、 そもそも、幸せな人の24時間365日はどんな人生なのでしょう?

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    • 表裏一体(その2)

      前述しました【表裏一体とバランス】では、オキシトシンの絆意識についてふれました。オキシトシンは、人間にとって”幸せ””愛情"に関わるホルモンでありながら、『仲間を守る』という強い絆意識が働き、別のコミュニティに攻撃的な意識になる場合があり、それが戦争の原因ともなり得る、というわけで2面性がある表裏一体のホルモンである、といった内容です。 この『絆意識』には、例えば戦争や争い事があって、その戦争をしている人々に対して あなたは、誰を守りたいのですか? と問えば、 「家族

      • 表裏一体とバランス

        あるメディアで、オキシトシン(幸せホルモン)の不思議な作用について、報じられていました。 オキシトシンは、“幸せホルモン”“愛情ホルモン”とも呼ばれていて、大切な人との絆を深める時に人間の体内に分泌されます。 これが分泌されると、人間は ・幸せな気分になる ・学習意欲や集中力が向上する ・ポジティブになりやすくなる など様々なプラス効果が報告されていて、非常に人間には良い方向に左右される報告が多いのです。 しかし、太古の昔から人間の組織が形成されていき、集落、豪族、

        • 何故忘れてしまう?

          先日、西郷隆盛さんの曾孫にあたる方とお会いする機会があり、こんなお話をされました。 「人間は、輪廻転生を繰り返しながら生きています。この世にまた生を受ける前に『次はこう生きよう。ああ生きよう』と、自分の”使命”ともいうべきものをもって地上界に降りてくるのですが、オギャーと生まれてしばらくすると、それを忘れてしまうのです。我々は皆、最も根源的な使命を今一度振り返るべきなのです」 このお話とつながるかもしれませんが、『かみさまとのやくそく』という胎内記憶を語る子供たちのドキュ

        幸せを創り、いつも心の片隅に

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          あとがき

           読んでいただいた皆様は、人によって様々受け取り方があるのではないでしょうか?「そうか、幸せは自分で創れるものなんだな。早速実践してみよう」と前向きにとらえる方もいれば、「なんだ。幸せになるには色々と面倒だな。本当にこれで幸せになれるだろうか?」と半信半疑な方、中には「いや、これで幸せになれれば苦労しないよ。参考にならない。」と全否定される方もいらっしゃるかもしれません。冒頭に述べた通り、80億人いれば、80億通りの幸せがあるように、受け取り方も千差万別ですので、どんなご意見

          あとがき

          幸せのハードルを下げる

           私には、30年以上病気の姉がいます。病名は、“統合失調症”というもので、症状が現れた当時は“精神分裂病”と言われていました。私が高校時代に姉は専門学校に通っており、実家に帰ってきた時には、独り言・被害妄想・幻聴などの症状があり、私も両親も本当に戸惑いました。 当初は彼女の病気を受け入れることができず、「おかしくなったフリをしているのではないか」と本気で思っていたこともあるほどにこの病気に対して無知そのものでした。

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          幸せのハードルを下げる

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          お金という磁場から離れる

           お金は人生にとって“大事な道具”です。人が生きてから死ぬまでの間、ずっと使い続けるものですから、生きるために必要なのは間違いありません。「子供にかかるお金は最大〇万円かかります。」「老後の資金で〇万円必要です」とよく言われるように、これはほぼその通りに出ていくものですから、安心した生活を送るためには絶対不可欠なものでしょう。  ただ、それを極端にとらえて「じゃあ、お金はあればあるだけいいのだから、とにかく沢山増やすだけ増やそう」と考えるようになるのは良くありません。お金と

          お金という磁場から離れる

          思いの力を信じる

          “もし、今読者の皆さんが普段考えていること、神社で願っていること、祈っているようなことがそのまま全て現実化する世界にいるとすれば、あなたはどんなことを考え、願い、祈るでしょうか? 私がもしそういう世界に生きていたとするならば、とにかく自分が幸せな状態の姿を想像してそのような未来になることを願うし、世界が戦争もなく、飢餓もなく、難民問題も起こらず、ため息が出るような悲しい事件が起こらず、安心して笑って暮らせる社会をひたすら祈るでしょう。要するに、自分の心の底で持っている美しい

          思いの力を信じる

          言葉の力を信じる

          世間ではよく“言霊”という表現でよく言われますが、信じる人もいれば信じない人もいるでしょう。私は、言霊というよりも“言葉の力”を信じます。言葉は、発することによって自分自身の耳にも伝わるし振動で骨を通して脳や体のその他の部分にも伝わるでしょう。要するに、言葉は発することによって自分の頭から足の先にいたるまで、そして体全体をつくる細胞一つ一つにまで全てに影響を及ぼすものだと思っています。 そのように考えると、自分にとって良い影響を及ぼす言葉を発しているべきで、悪影響のある言葉

          言葉の力を信じる

          幸せを創り出す5つの法則Ⅴ

          Ⅴ “感謝力”を常に強く持つ  あなたは、いかなることでも常に感謝する力、“感謝力”を持っていますか?普段、誰かから何かお世話になった時、何かをいただいた時に感謝をするようなことは当然なのですが、もし、皆様が普通に考えて感謝できないような出来事に対しても感謝できるでしょうか?   ◎病気に対して感謝ができますか? 例えば、あなたが大きな病気にかかり入院が必要になった時を想像してください。 突然、医者から宣告を受けてとてもショックを受け、病院のベッドで寝ながらその病気につ

          幸せを創り出す5つの法則Ⅴ

          幸せを創り出す5つの法則Ⅳ

          Ⅳ 素直で、きれいな心を持ち続ける まずは、素直な心から考えていきましょう。いったい素直ってどういう心持ちを言うと思いますか?  素直 = 他人の言うことを何でも受け入れ言うことを聞くこと こういうとらえ方は、私は勘違いだと思っています。素直というのは単なる聞き分けの良いイエスマンではありません。では、あらためて定義してみましょう。 素直 = 人の言うことに耳を傾け、必ず一度以上自分の中で考えて判断すること わかり易く書くとこのようなことになるかと思います。もちろん

          幸せを創り出す5つの法則Ⅳ

          どうやって利他を実践するのか?

          さて、では皆様が普段どのように利他を実践していけば良いのでしょうか?私は、最も身近にできる利他は、『働くこと』だと考えています。小中高の学生の皆様は、働く前の準備である学業がありますので、身近な家族・友人・知人・先生を助けるような行為で利他が実践できるでしょう。社会人の方々は、何らか働くことで地域の人々や社会に直接役に立つことができますが、実は働き始めた初期の段階ではまだ完全な利他とは言えないものです。なぜでしょう?  それは、働くことが他人や社会に利益を与える代わりに『給

          どうやって利他を実践するのか?

          幸せを創り出す5つの法則Ⅲ

          Ⅲ 世の為人の為役に立ち続ける(利他を実践する) 利他とは、“自分はさておき他人・社会のための利益になるように図る”ことをいいます。まず、“自分はさておき”という言葉に着目してみましょう。   自分はさておき(=自分から離れて)考えられますか? わかり易い例を挙げましょう。よく企業などでどこかの団体に向けて献金する場合があります。これは、他人や社会のために利益になるように図っている行為ではありますが、それに“自分への見返り”が含まれていたり、一種の宣伝行為にうつることがある

          幸せを創り出す5つの法則Ⅲ

          幸せを創り出す5つの法則Ⅱ

          Ⅱ 過ぎた欲望を極力捨て去り、常に少なくする  このタイトルを見て、「なぜこれが幸せと関係あるの?」と思う方もいるかもしれません。これからできるだけわかり易く説明していきたいと思います。 前述である中学生にしたアンケートのお話を紹介いたしました。一番上位にあったのが、「自分の好きなこと(欲望)ができる」、つまり、自分の好きなことだけできれば幸せになれる。「お金持ちになる」、これは言い換えれば、お金があれば好きなものが何でも買えるから幸せになれる、と考えているのでしょう。ま

          幸せを創り出す5つの法則Ⅱ

          フォアキャスティング型、バックキャスティング型

          ①   フォアキャスティング型  こちらは、現在から近い将来に向けて着実に歩を進めていくタイプの方が目標を立てる方法だととらえてください。これについても例をご紹介いたします。 例えば、高校生で野球部に所属していた場合に、目の前の大会などを見ながら目標を立てていきます。 地区大会優勝→(クリアしたら)県大会優勝→(クリアしたら)甲子園大会ベスト8 などのように、近い目標をクリアして着実にステップアップしていくやり方です。目標に向かっている期間は充実感がありますし、目標を達

          フォアキャスティング型、バックキャスティング型

          幸せを創り出す5つの法則Ⅰ

          ◎   幸せを創り出すための5つの法則 さて、幸せになるためには条件があるとこれまで書いてきたのですが、では具体的に人はどうすれば幸せになることができるのでしょうか?私が「創る」と表現しているのには理由があります。もし、今仮に不幸せだと思っている方がいたとしても、この5つの行動をとることで幸せを感じることができるようになる。つまり、「行動した結果幸せを感じる」=「新たに自分で幸せを創造した」と表現してもよいのではないか、と考えているからです。  5つの法則は以下の通りです。

          幸せを創り出す5つの法則Ⅰ