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ベーチェット病生活者の備忘録<1>口内炎はずっと前から

■3月30日 口腔外科
口腔外科受診で体調が悪いことを伝える。症状は、口内炎が複数に体中の湿疹、37度台の微熱、関節と腹部の痛み。このとき一番辛かったのは、関節痛。左足親指の付け根、左足アキレス腱、左ひざ、左股関節、両ひじ、両手首に熱を持った痛みで歩くこともままならず(痛風だと思ったほど)。血液検査の内容を見た医師が、院内の消化器内科と皮膚科、リウマチ科の初診外来予約を取ってくれた。痛み止めとして「ロキソニン60mg」、胃が荒れやすいと伝えると「ムコスタ錠100㎎」を処方。診療費2760円

ベーチェット病診断に至るまでは、いろいろあった。まず、主な症状のひとつ「口内炎」は昔からなりやすい体質だったみたいで…。

すでに口腔外科には、口内炎治療で3か月に一度、約2年間通院していた。あるとき舌の付け根にできた米粒大の口内炎を行きつけの歯科医に「舌がん」と疑われ、「大きなところで診てもらってください」と紹介状を書かれ受診したのが現在の病院。
患部の組織検査で、がん性のものは見つからなかったので、口腔粘膜疾患治療剤の塗り薬「デキサルチン」と漢方薬で経過観察しましょうということに。漢方は体質改善の意味合いもあったようだ。最初に処方されたのは「ツムラの122番」排膿散及湯(ハイノウサンキュウトウ)。これ1年くらい飲み続けたかな。劇的に良くなることはなかったが、口内炎ができる頻度が少なくなったかな?というくらい。
1年ほどまえからは、「ツムラの14番」半夏瀉心湯(ハンゲシャシントウ)に変更して少しづつ飲む頻度を減らそうかという段階だった。そんな矢先の3月、症状がどっと出ることに…。タイミングよく口腔外科の診察日だったので「先生、具合がわるいんですけど…」と訴えると血液検査やりましょうか、と。
出てきた結果を見た医師は「白血球の値が1万3400(正常値は4000~9000)で、やや高い。体のどこかで炎症が起こっているのでは」という見立てで、「この際、ちょっと検査費高くついちゃいますけど、どこで炎症起こしてるのか調べてみましょうか」となった。原因不明の具合の悪さではキモチ悪いので、こちらも「やりましょう」となった。消化器内科と皮膚科、リウマチ科の予約を取ってもらった。

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