最近の記事

浮世・憂世

醒めた眼で見てみる 絶えることのないこの世の殺戮を 愚かしく幼稚な権威者達の煩悩を 引いて見てみる この現実を 自然科学の一現象として どうしたって消せない 無力感と虚無感と絶望感を伴いながら 人も地球も含めた あらゆるすべての存在が 宇宙と呼ばれるものの一部であるならば 宇宙全体のエネルギーバランスを保つために それらは絶えないのかもしれない そうでも思わなければ そうでも思わなければ 私という一現象も そのバランスの渦に 巻き込まれてしまいそうだ いずれにせよ

    • 「野心」という言葉に 否定的な意味を感じていた そこにはある種の「あさましさ」が あるような気がして それゆえ 自分の中にある「野心」を あさましいものとして 恥ずかしいものとして 封印しようとしたり ごまかそうとしたり いや 「野心」は善でも悪でもない 「リソース」だ

      • 年を取るのも悪くない

        腹立たしい人に対して 「怒り」ではなく 「憐れみ」を感じること 若い頃は それを一種の 「傲慢」だと思っていた むしろ 「憐れみ」を感じている人に 腹立たしさを感じるほどだった それが なんとか半世紀以上を生き延びて 「憐れみ」の感情が いつの間にか自分の中に宿っていて それに気づいた時に 「安堵」を感じている 自分がいた

      浮世・憂世

      • 「野心」という言葉に 否定的な意味を感じていた そこにはある種の「あさましさ」が あるような気がして それゆえ 自分の中にある「野心」を あさましいものとして 恥ずかしいものとして 封印しようとしたり ごまかそうとしたり いや 「野心」は善でも悪でもない 「リソース」だ

      • 年を取るのも悪くない