ペルソナ
ペルソナ設定とは、サービスを使う、もしくは今後サービスを使って欲しい最も重要な顧客のモデルとして、一人の架空の人物を想定し、そのプロフィールを趣味や価値観、行動パターンなどを、詳細に設定すること。
ターゲットとペルソナの違い
ターゲットとペルソナの違いは、その詳細さ
ペルソナ設定のメリット
・ 社内やプロジェクト間でターゲットとなる人物像を共有できる
・ ユーザー視点で議論、意思決定ができるようになる
・ ターゲットユーザーに刺さるアプローチができるようになる
初めに大まかなユーザー像を作成すると、ペルソナに客観性が持てる
人物像に合った「写真」と「一言」を挿入することで、ターゲットユーザー像が具体的になり、共有しやすくなる。「女子高生」だけではなく、「新しいものが好きな女子高生」と命名することで、よりターゲットユーザー像が明確になる。このターゲットユーザー像は大体6~8人作成すると良い。
ペルソナを具体化するにあたっての注意点
・ ピンボケのペルソナ
プロジェクトにとって欲しい情報にフォーカスが当たっていない
・ 疑わしいペルソナ
データに根拠や基準がなく、信憑性がない
・ 都合の良いペルソナ
ユーザーの捉え方が企業視点となっている
・ 月並みなペルソナ
調査しなくても分かったような情報のみで、新しい発見がない
ペルソナの決め方
・ ターゲットが持つであろう価値観を持っている
・ 高頻度にサービスを利用している
・ 企業がサービスを届けたい人
サブペルソナの決め方
・ ペルソナが持つであろう価値観をほとんど持つが、職種や年代が異なる
・ 今後ユーザーになる可能性が高い
・ サービスを高頻度で使わないが、価値観が一致している
→ あくまで、ペルソナ設定の主な目的は人物像の共有であるため、サブペルソナが必要かどうかは要検討
まとめ
・ ペルソナ設定の主な目的はターゲットとなる人物像の共有
・ ペルソナシートの詳細度は共有できるかで判断
・ ペルソナを複数作る場合は注意が必要
+α「カスタマージャーニーマップ」を作り、ペルソナの行動を時系列でまとめると、より共有しやすい。