Wordpress
WordPress(ワードプレス)とは、サイトの作成やブログの作成などができるCMS(コンテンツ管理システム)の1つで、無料のソフトウェア。
主なメリット
・無料で導入できる
・素人でも美しいデザイン性を保ってブログ運用ができる
・管理画面/ツールが強力でプラグインも豊富
・希望に沿ってデザインできる柔軟性がある
・CMS/web制作が詳しくない人でも導入が簡単
・SEO設定が簡単
wp構築にあたり必要な検討事項
① 要件に合わせたカスタマイズ/プラグインの検討~選定
② 構想に適したテーマ選定
③ 前提条件を加味したWF設計/デザイン制作
④ テーマ/プラグインの仕様に沿ったコーディング
① 要件に合わせたカスタマイズ/プラグインの検討~選定
カスタマイズが発生しても、wordpressには”プラグイン機能”という便利な機能がある。”見知らぬ誰かが作った”プラグインを導入することで補完できる可能性がある。
・Custom Fields 管理画面に自由なフィールドを追加することができる
・Permalink Manager Lite リンク構造を変えたりできる
等のように、入れるだけで機能したり/しなかったりする便利なツールが豊富にある。
ただし、基本”見知らぬ誰かが作っている”為、プラグイン更新がされず、wp本体のverと相性が悪くなりエラーが起きたり、脆弱性となったりする可能性があるので、「更新がwp本体の併せて頻繫にアップデートされている」「公認パートナーの方が制作している」等、ある程度の信頼性のあるプラグインのみを導入した方が、責任がもてる。
② 構想に適したテーマ選定
Wordpressではテーマというデザインテンプレートをベースにしている。逆に言うとテーマを使わないといった選択肢は基本的に不可。
③ 前提条件を加味したWF設計/デザイン制作
基本は選定したテーマの構成に依存する為、作成するワイヤーフレームは大枠のテーマレイアウトに沿った作成となる。(ワンカラムならワンカラム、ツーカラムならツーカラムなど)デザインは要望に合わせて細かく調整することは可能。ただし、基本的にテーマを構成している既存html,CSSを調整/上書きしていく形になるため、エレメントの配色やフォントサイズを変える程度に抑えると安全。
④ テーマ/プラグインの仕様に沿ったコーディング
Wordpressではベース言語がphpとなる為、特に豊富な機能が盛り込まれているテーマだとコーディング難易度があがる。テーマの基本機能から外れると途端に難易度が跳ね上がるので、テーマ内の機能で補完できるように進めるか、テーマ選定時点である程度要件を汲み取るようにした方がよい。