私の事件簿1 自転車監視員に叩かれる 事件編
その日は、土曜日だった。
雨が降っており、午前中に休日出勤し
帰り道にお昼ご飯を買う為に電車高架下の
ショピングセンターに行った。
家に帰って来てスマートホォンが
無いことに気づく。
おそらく、さっき買い物した際のお店に
置き忘れたと確信をした。
私は焦った。
今やスマートホォンは支払いにも使える
写真、連絡先、個人情報の玉手箱だ。
悪人に拾われたら何をされるかわからない。
スマホを落としただけなのに、なる。
私は焦る。
コートと帽子を装備して、雨の中を自転車で
疾走した。先程のお店に着いたが駐輪場に
置いている暇がないので申し訳ないが路上
においた。
雨の中、お店に行く為に急いで走っていると
「路上に自転車を置いちゃダメだよ」
と60歳位の自転車監視員に濡れた傘で
肩を強く叩かれた。
私は説明している時間が勿体ないので
急いでスマートホォンを忘れたお店に
行った。
スマートホォンは予想通りお店にあり
無事、回収できた。
私は回収出来た事に安堵したと同時に
傘で叩かれた事に怒りがわいた。
確かに私が路上に自転車を駐車した事は
悪いがあんなに強く叩かれる事だろうか。
私は帰り道に叩いた人の写真をとり
市の相談窓口にメールをした。