【富田 駿】2022.5.22 第10回榛名山ヒルクライムin高崎 (ハルヒル)
レース前〜準備
雰囲気が好きで毎年楽しみにしているイベント。コロナの影響で3年ぶりに通常開催。ヒルクライムレースとして自分に競える力はないけれど、成長できているか確かめる意味でも出来るだけ頑張りたいと思っていた。
バイクはMERIDA SCULTURA
ホイールは手組みのカーボンホイール
タイヤはMichelin power time trial クリンチャー 25C 空気圧F6.0 R6.2
チューブはcontinental supersonic
ハルヒルは短いヒルクライムレースなのでボトルケージは外してボトルなし。
サイコンのマウントはいつも利用しているものを外してより軽いゴムで止めるタイプのものを利用。
レース時間が短く、激坂もあり重量も大切になるので過度なカーボローディングは行わずに、いつも通りの食事量にした。ただ炭水化物で小麦粉は避けてお米にしたくらい。
朝食はレース前2時間45分前に団子3本。1時間前にマグオンのジェル、パラチノース20g摂取。
アップはYOPIにローラーを譲って、準備を手伝っていたので十分できたとは言えないが、会場まで20分くらい脚を回すことはできた。心拍数を上げることはできなかったが、待ち時間はずっと身体を動かして出来るだけ備える。
目標は48分。
レース
同じウェーブに自分の目標タイムより3分速い知り合いがいたのでスタートと同時に後ろについた。ハルヒルは序盤に勾配が緩い区間が多いのでドラフティングが特に重要になる。序盤は少し速いくらいのペースについてタイムを稼ぎ、後半の苦手な激坂区間はタイムを落としすぎないように粘ろうと思っていた。
自分の想定したペースより少しオーバーしていたが、
心拍数に余裕があるうちはついていった。
心拍数が〇〇まで上がって〇分続くと脚がなくなるという何となくな基準があったので出し切らないように注意して数値も見ていた。
序盤はかなり良いペースの集団で走ることができていたのでここでタイムが縮めることができたと思う。
ただ6km地点(初心者ゴール)手前あたりで心拍数が高い状態が続いていたので、少しペースを落とした。
すごくペーシングが上手な少人数のグループがあったのでそこにできるだけついていく。榛名神社(11km地点)までちょうど維持できるギリギリの心拍数、パワーで走ることができた。勾配が緩むと加速して、勾配がキツイところでもパワーは一定で本当に走りやすかった。(お世話になりました)
激坂区間はほぼドラフティング効果はないかもしれないが、なんとなく「あの人から遅れないようにしよう」と目標の人を決めて垂れないように走った。いつも勾配がキツいとダンシングで登っているが、本当に苦しい時はダンシングができなかった。
ゴールまで500m手前で目標のタイムに届きそうだと思い少し脚を緩めてしまった。緩んだのを自覚して最後は踏み直してできるだけペース上げてゴール。
結果と反省
リザルト
48分53秒 (榛名湖コース30歳代 68/339位)
前回(2019)から約4分短縮だった。PWRでみると約0.4〜5くらい上がった。
タイムは縮められたけれど、常に良い集団に恵まれていたからというのが大きい。心拍数やパワーを見返すと今できるパフォーマンスは出せたと思う。
ただ自分の周りで似たようなタイムだった人が自分より早いスピードで成長しているのを見ると、まだできることがあったのではと思う。いろんな要因があると思うし、ヒルクライムにフォーカスしてトレーニングしているわけではないが、考えながらトレーニングを続けていきたい。