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防府読売マラソンの結果について本気出して考えてみた(後編)

目標達成!けどなんか悔しい

さあ!こっからが本番みたいなものです。結果も出た、落ち込みはあったものの粘ったと言える。なにがそんなに悔しいの?俺。
▼前回の記事はこちら

まずは客観的数値

STRAVAさんが1㎞毎のラップを作成してくれています。序盤は福岡国際ペース。10㎞以降は3’45”ペースで安定して走行できています。前回の記事でも触れましたが、苦しさが出てきた32~33㎞を3’40”に上げています。気持ちを強く持ち直そうとした結果です。
いよいよ歯止めが利かなくなったのが37㎞以降。それでも4’00”/㎞を超えたのは40~41㎞のみ。そう思えばよく粘っている、とも言えます。

garminさんの心拍とペースデータ。正確さはともあれ過剰に上がらず平均値が徐々に上がっているので無茶はしていないのでは。

まずは良かった点と主な取り組み

目標達成できたのだからいったん自分を褒めよう!
・金銭的にフルマラソンはせいぜい年間2レース。防府で絶対に結果を出すと決めて実行できた。
・速い序盤にも心を揺らさず乗り込めた。それだけの練習ができていたということ。
・終盤垂れたとはいえ最低限に抑えた。これも練習の賜物。

本番に活きた取り組み
・3時間走
・ダウンジョグを長くするなどのこまめな距離増加(10月395.4㎞)
・起伏のある戸馳島4周(8㎞×4=32㎞、2:46’44”)
・5㎞×3=18’21”-18’02”-17’22”
・1週間前10㎞=35’15”(余裕をもって)
このあたりで自信を深めることができました。

反省点

・とはいえ序盤速かったのが終盤に影響した。
・後半のために中盤抑える勇気が出なかった。
・引っ張りの時間が約8㎞。
・ジェルでめっちゃむせた。
・終盤の動き(特に上肢)はひどかった。自分で見なくても分かるほどに。
比べる意味は皆無だけれど、同日開催された福岡国際マラソンの吉田祐也選手の走りを観るともうね、すんごい。自分をマネジメントし、集団で息をひそめて時期が来たら力を開放する。フルマラソンの理想を体現したレースでした。

なぜ悔しい気持ちが勝ったのか

前述した反省点の通り、終盤失速してしまったことはやはり悔しい。終盤まで力を残し、ネガティブスプリットでゴールしたいという気持ちが強いのでしょう。そういう意味では2022年の福岡マラソン(2時間54分。当時セカンドベスト)の達成感が一番理想的だった。終始笑顔で走れた。
そしてぐるぐる考える中でこれだろうと思うのが、
「もう少しいけたはず」という想い。
2時間40分切れたら大満足。そう思っていたけど、練習を積んできた心の奥の自分にとって2時間40分は「最低限ライン」だったのでしょう。とはいえ2時間35分を狙う出来ではないことも認識していたので、定め切らなかった目標がゴールの時にあふれたのだと思います。
こうなってしまったらやるしかない。達成できるかは厳しいとは思うけれども、「福岡国際マラソン」の条件である2時間35分切りをターゲットにしていきます。

今後の取り組み

「もう目の前だね」という声もいただきました。が、が!
近づいたことで壁の高さを目の当たりにしたのも事実です。こりゃあやばい。なのでいろいろ着手する必要があります。
・圧倒的なボリューム
 テクニカルじゃない純粋な距離を積み上げる。
・ランニングエコノミーの向上
 私は走るのが下手です。高校まで陸上をやっていたにもかかわらず、体幹や骨盤、上肢との連動が芯から理解できてはいない。ここから先は脚力や持久力だけでは無理。ドリルや柔軟もさぼらずやる
・固定観念の破壊
 自分に自信がないので、これが適切だろうというラインがある。ペースや本数、リカバリーをもっと厳しく。もう一段高い選手(のつもり)で取り組む。
・「足す」ではなく「削ぐ」
 体重もそうだけれど、とにかくシンプルに。シンプルな自力を高めるしかないので、靴やジェルなどに過剰にこだわらず自分の体を向上させるのみ。そしてレース当日にはほぼ何も考えないくらい思考を削ぎ落として臨む。

最後に

長々とした自己分析をお読みいただき、ありがとうございます。ここまで読むなんてなんかありました?笑
ひとまずターゲットは決まったので、インスタなどで取り組みを発信していけたらと思います。よろしければお付き合いください。@hashiru_mutotsu

そして、今後このnoteでマラソンについての記事を投稿していこうと思います。陸上経験者ではあるけども、一度完全に走ることを辞め、改めて走り始め、サブスリー、サブエガ、サブ40と歩を進めてきた自分の目線で、主にサブスリーを目指す方々に有益な情報を発信出来たらと思いました。
「たかが2時間40分を切っただけのやつが偉そうに!」と思われるかもしれません。ごもっとも!
しかし自分が悩んだ時間と同じように悩んでいる方が少なくないと感じるので、1ミリでも役に立ちたい。こちらもよろしければお付き合いください。
それでは、今後ともどうぞよろしゅう。


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